自然を感じながら楽しむキャンプは、開放的な気分になり楽しい時間が過ごせます。
周りにも同じようにキャンプを楽しんでいる人たちがいて、みんなそれぞれで楽しんでいるんだから悪い人はいないのではと思いつい気が緩みがちですが、残念ながらキャンプ場でも盗難は起こります。
この記事では、キャンプ場で盗難されやすい時間や、盗難されやすい道具、テントに鍵をすることについてやおすすめの鍵をご紹介します。
テントの鍵のかけ方や鍵をかける以外にできる防犯対策もご紹介します。ぜひ参考にし盗難にあわないよう気をつけましょう。
鍵とワイヤーをセットで用意することをおすすめ
ワイヤーと南京錠タイプの鍵を用意するのがおすすめです。
セキュリティーワイヤー
ワイヤーと鍵が一体になっているタイプの鍵もありますが、ロックするキャンプギアによってはワイヤーの長さが足りなかったりすることがあります。
ワイヤーと南京錠を別々に購入しておくと、何かと便利です。
このタイプのセキュリティーワイヤーは丈夫で軽量。多少雑に扱っても大丈夫ですし、値段も手頃です。
何本か購入しておくと便利ですよ。
南京錠
また、鍵に関してはアマゾンで検索すると中国製の鍵がたくさん出てきます。
できればセキュリティに関する製品は日本製の鍵を使用したい私…
このタイプの番号を揃えるタイプの番号式南京錠をおすすめします。
鍵がついているタイプの南京錠だと、鍵を落としてしまったり、テントの中に鍵をいれたままロックしてしまうなど、思わぬトラブルが起こることもあります。
ナンバータイプなら、番号を共有しておけば、家族やグループでも鍵を開けられて便利です。
キャンプをしていると、数カ所にロックが必要になることがあります。
小さな道具ですが、効果は絶大。じゃまにならないので複数個、携帯してテントの袋などにしまっておくと忘れることもなく安心です。
盗難されやすい時間と道具
非日常的な時間を過ごせる楽しいキャンプですが、残念ながら盗難被害に遭うことがあります。
この時間だから盗難されるという決まった時間はありませんが、盗難にあいやすいのは人がいない時間帯と就寝時です。
キャンプでは設営が終わった後に近くの川に遊びに行ったり、フジロックなどのイベントでテントを離れることもあると思います。
登山などを楽しんでいる方は、テント場にテントを設営し登山を楽しむ事もあると思います。
このテントから離れている時に盗難に遭うのです。ソロキャンプなど荷物が少ない場合は、キャンプ道具一式盗まれていたということもあるそうです。
そんな留守の時間は、ラジオをつけておくなど、人気を装うのも一つの手段です。
朝日電器 ELPA(エルパ) AM/FMポータブルラジオ 大音量で聴ける大型9cmスピーカー ER-H100
その他にも、寝ている間に外に出ていた道具が盗まれていたり、テントをそっと開けて中のものが盗まれていることもあります。
また、盗難されやすい道具もあります。それは、運びやすい高価な道具や人気の道具です。スノーピークやコールマン、ニーモなど人気があるアイテムを持っている場合は無防備に管理しないように気をつけましょう。
人がいない時間を作らないことが最大の対策ではありますが、楽しむために来たキャンプを楽しめないのは残念です。できる防犯対策をしてキャンプを楽しみましょう。下記で防犯対策をご紹介します。
キャンプギアをテントの内側にいれて鍵をする
キャンプで盗難に遭わないためにおすすめなのが鍵をかけることです。盗もうと思えば、テントを破ったりペグを抜いたりして盗めるので、鍵をかければ絶対に盗まれないというものではありませんが、鍵付きにすることで盗むのに時間がかかるので盗まれにくくなります。
鍵をかけてこのテントサイトは防犯対策をしているから盗むのが大変そうだとアピールすることが大切です。
テントの近くを離れるときや、夜寝るときは大事なものをテントの内側に入れてファスナーに鍵をかけて簡単には開けられないようにしましょう。
テントに鍵をかけるのにおすすめの鍵
テントに鍵をかけるときにおすすめなのがダイヤル式の南京錠です。鍵付きの南京錠もありますが、鍵を落としてしまうことが考えられます。
特にキャンプでは開放的になり思っていた以上に体を動かすことも多く、鍵をなくしてしまう可能性も高くなります。
また、鍵付きだと鍵が2つほどしかなく鍵を持っている人しか南京錠を開けることができません。ダイヤル式なら仲間全員に番号を伝えることでみんな開けることができるので使い勝手が良いです。
ダイヤル式の南京錠は100均でも売られていて、ワイヤータイプもあります。100均なら購入しやすいので、たくさん買っていろいろな場所を施錠するのもおすすめです。
テントの鍵のかけ方
テントの入り口には、ファスナーを開け締めする持ち手が2つついていると思います。入り口を締めるとこの2つが隣合わせになるので、その持ち手を1つの南京錠で鍵をすれば簡単に開けることができなくなります。
ただし、持ち手部分が紐でできたテントも多くあります。紐だと簡単に切ることができるので、紐の部分をワイヤーに変えることもおすすめです。ワイヤーにすると丈夫になり簡単には切れなくなります。
鍵をかけるときは自分が犯人になった気持ちで簡単に盗むことができないかを考えて、鍵の付け方を考えることがおすすめです。
鍵をかける以外にできる防犯対策
テントに鍵をかければ必ず盗難に遭わないわけではないので、いろいろな防犯対策をすることがおすすめです。
テントに鍵をかける以外のおすすめの防犯対策を5つご紹介するので、できることをして盗難に遭わないように対策をしましょう。
大事なものは車にいれる
財布やスマホなどの貴重品は身につけて管理できますが、大事なキャンプ道具は常に持ち運ぶというわけにもいきません。
気に入っている大事なキャンプ道具などは、車の中に入れて対策をするのがおすすめです。
また、簡単に持っていけそうなキャンプ道具やテントに入り切らない道具も車に入れて鍵をかけておけば安心して、サイトを離れたり就寝できます。
履物を置く
テントの入り口に履物を置いておけば誰かテントの中にいると思い、手が出しにくくなります。中に人がいるかのように履物をおいて演出しましょう。
また、夜トイレに行く時などはLEDランタンで明るくしておくこともおすすめです。明かりが消えていると留守を知らせているようなものです。
キャリー・ザ・サン(CARRY THE SUN) ソーラーランタン
少しの時間の対策ではありますが、やらないよりは効果が期待できます。
人感センサー
人の動きで点灯する人感センサーはテントに近づくだけで明かりがつくので、盗難しにくくなります。
また、夜暗くなるとロープなどが見えなくて足を引っ掛けてしまうこともありますが、人感センサーをテントの隅などに設置しておけば通るときに明かりがついてロープが見えるのでこのような心配もなくなり便利です。
ムサシ ライテックス どこでもセンサーライト ASL-090
ステッカーなど目印をつける
キャンプ道具に自分のものだとわかるステッカーや名前などが書かれていると盗みにくくなります。
誰のものかわかるものは盗んだあとに使いにくいですし、盗まれたあとに自分のものだという証拠にもなるのでおすすめです。
周りにあいさつしておく
隣でキャンプをしている人にあいさつして顔を知ってもらっておくことも盗難対策になります。
お互いにどんな人がキャンプをしているのか知っていれば、怪しい人がウロウロしていることに気づける可能性が高くなります。
特に誰でも出入りできる無料で開放されているキャンプ場は、キャンプをする人以外も気軽に出入りできてしまうので注意が必要です。
どんな人が近くでキャンプを楽しんでいるのかを知っておくことはとても重要です。 できる対策をしてキャンプを楽しみましょう。