【キャンプスタイル別】おすすめのコーヒーキットと選び方

最終更新日:2021/11/12

野外での食事はとてもおいしく感じるものですが、特に大自然の中で飲むコーヒーは、格別な味わいが楽しめる飲み物の一つでしょう。
この記事ではコーヒーキットについて解説した上で、ファミリーやソロなどでのキャンプスタイル別に、アウトドアでコーヒーを楽しむためのおすすめのコーヒーキットなどをご紹介します。お気に入りのコーヒーキットで、アウトドアシーンでもおいしいコーヒーを楽しみましょう。

コーヒーキットとは

コーヒーキットとは、ドリッパーやミル、ポットやペーパーフィルターなどがセットになっているもので、コーヒーセットとも呼ばれることが多いです。
ポットやドリッパーなどが同一カラーなものが多く見た目もおしゃれな上、必要な道具がセットになって揃っているので、おいしいコーヒーをすぐに沸かして飲むことができます。
豆からハンドドリップしたおいしいコーヒーを飲みたいと思っても、一つ一つ道具を揃えるのは案外面倒に感じるもの。
必要な道具がまとまっているコーヒーキットなら、手軽に本格的なハンドドリップのコーヒーを楽しむことができるのです。

アウトドアでのコーヒーキットの選び方

キャンプや登山などのアウトドアでは、リラックスタイムに沸かしたコーヒーを飲むのがたまらないといった方も多いのではないでしょうか。
自宅で味わうように、アウトドアでもおいしいコーヒーを楽しみたいものですが、極力荷物をコンパクトにしたいアウトドアでは、持っていくコーヒーキットも自宅と同じというわけにはいきません。
アウトドアでは、以下の点に留意してコーヒーキットを選ぶと良いでしょう。

  • 素材
  • 携帯性
  • 重量

自宅でコーヒーを淹れる時とは違い、アウトドアでは割れやすいガラスポットや陶器製のドリッパーなどは適しません。
また、重い素材やかさばるタイプのものも避けたいところ。
アウトドアのコーヒータイムには、軽くコンパクトで丈夫なアイテムを揃えたコーヒーキットがおすすめです。

ファミリーキャンプにおすすめのコーヒーセット

開放感いっぱいの自然の中、家族皆で味わう食事は大変おいしく感じるものです。
特に、気持ちのいい空気を吸いながら大自然の中で飲むコーヒーは、味わいもまた格別でしょう。
以下に、アウトドアでも手軽においしいコーヒーを淹れることができる、ファミリーキャンプ用におすすめのコーヒーキットをご紹介します。

POKETLEコーヒーキット

いつでもどこでも本格的なコーヒーを持ち歩きたい、という方におすすめの専用ボックス入りコーヒーキットです。
手のひらサイズの小さな水筒、POKETLE(ポケトル)が3本入っているので、淹れたてのコーヒーを水筒に入れて家族で持ち歩くことも可能です。
せっかくのコーヒーが飲みきれなかった場合など、余ったコーヒーを水筒に入れておいて好きな時に飲めるのも便利ですよね。
そのうえ、水筒を立てておける木製スタンドもついているので、ドリップしたコーヒーを安定感抜群に水筒に注ぐことができます。
もちろんキットにはコーヒーミルも入っており、コンパクトなサイズにかかわらずお好みの粗さを選べる調整機能もついています。
金物の町で世界的に有名な燕三条で作られたコーヒーミルとドリッパーで、アウトドアでもカフェ気分でコーヒーを楽しめそうです。

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WILLOW アウトドアコーヒーセット

外遊びを楽しくする、というコンセプトのWILLOW(ウィロー)からは、アウトドアに大変便利なコーヒーポータブルセットが販売されています。
コンパクトコーヒーミルに折りたたみ式ドリッパー、そして2つのエナメルマグカップが、丈夫なキャンバス生地のケースに一つに収まっている優れもの。
コーヒー豆を入れておくケースやペーパーフィルターを別に用意する必要はありますが、お湯さえあれば手軽にハンドドリップのコーヒーが楽しめるセットです。
ケースの内側には汚れが簡単に拭き取れる生地が使用され、取り外し可能な小物入れもついているので、使い勝手の良いトラベルポーチとしても使えるかもしれません。
吊り下げフックがついているので、持ち運びにも便利なケースとなっています。

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ソロキャンプにおすすめのコーヒーセット

日常の喧騒を離れ、大自然と一人対峙するソロキャンプ。
近年人気が高まっているソロキャンプですが、ソロキャンプだからこそ、じっくり丁寧にドリップしたコーヒーを味わい深くいただきたいもの。
ソロキャンプに持っていきたいコーヒーセットには、snow peak(スノーピーク)のフィールドコーヒーマスターがおすすめです。

スノーピーク フィールドコーヒーマスター

スノーピークのフィールドコーヒーマスターは、ソロキャンプ用に小さなケトルを探している方や、粉っぽくないパーコレーターで淹れたコーヒーを飲みたい方におすすめのコーヒーキットです。
スノーピークのフィールドコーヒーマスターの大きな特徴は、パーコレーターにペーパーフィルターをセットできるドリッパーが内蔵されているため、ぺーパードリップもできてパーコレーターにもなる1台2役の活躍ができること。
パーコレーターとはろ過装置のついたコーヒーわかしで、コーヒーを抽出する器具の一つです。
ケトルにコーヒーの粉をセットしたバスケットをいれて濾過してコーヒーを抽出するのですが、パーコレーターを使用した場合、コーヒーに粉っぽさが残ることもあるようです。
しかし、スノーピークのフィールドコーヒーマスターに入っているパーコレーダーは、抽出部分がパスケットではなく、ドリッパーになっているのでペーパーフィルターが使えるため粉っぽさが残りません。
ケトルの取っ手も収納できるので、ソロキャンプでもたっぷり淹れたてのコーヒーは飲みたいけれど、コンパクトにコーヒーセットを持ち運びたい方におすすめです。

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フィールドコーヒーマスターを使用する時に注意したいポイント

ケトルの取っ手やドリッパー、スチームロートなどは、使用中とても熱くなります。
ミトンや耐熱グローブなどを用意して、火傷しないように注意しましょう。
また、取り出したスチームロートを置く受け皿なども用意しておくと安心です。
スチームロートは、ケトルが水の状態の時にセットします。
加熱した後からスチームロートをセットすると、ロートパイプから熱湯が噴き出して危険です。
パーコレーターのコーヒーは比較的薄めに抽出されるので、コーヒー豆は細かく挽き、抽出時間を長めにすると濃度のあるコーヒーが抽出されるでしょう。

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