キッチンペーパーは吸水力があるだけでなく、破れにくいのでいろいろな用途に使えてキャンプでもあるととても便利です。
しかし、キッチンペーパーは日常感がでてしまうアイテムでもあります。そこでおすすめなのが、キッチンペーパーをおしゃれにできるキッチンペーパーケースを使用することです。
日常感を出さずにおしゃれにキャンプサイトに置くことができるのでおすすめです。
この記事では、キッチンペーパーがキャンプで活躍する理由や、キッチンペーパーケースの種類をご紹介します。
また、おすすめのキッチンペーパーケースや自作する方法もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
キッチンペーパーはキャンプで大活躍する
キッチンペーパーはティッシュとは違い厚みがあり破れにくいので、キッチン周りだけでなくいろいろな場面で活躍してくれます。
キッチン周りの使い方としては、揚げ物の下に敷いて余分な油を吸収したり、食材の余分な水分を拭き取ったりなど家庭でも使うように使えます。
また、炭火で焼き芋を作るときにキッチンペーパーを濡らしてさつまいもをくるみ、さらにアルミホイルを2重でまいて焼けば、中が蒸した状態になるのでホクホクに焼き上がります。
この他に、使い終わったフライパンなどを洗う前にキッチンペーパーを使って汚れを取ったり、油を吸収したり料理を作る以外の用途でも使えます。
アウトドアだからこその使い方としては、洗った食器などの水分を取り除くのに使ったり、椅子などの汚れを拭いたり、結露で濡れたテントを拭くなどさまざまな場面で活躍してくれます。
キッチンペーパーは厚みがありかさばるので持っていくのをためらう方もいらっしゃると思いますが、とても便利なアイテムなので持っていきましょう。
キャンプで使えるキッチンペーパーケースの種類
キッチンペーパーはとても便利なアイテムですが、そのまま置くと日常感が出てしまうアイテムでもあります。
キッチンペーパーケースを使うことでおしゃれな見た目になりますし、使い勝手もよくなるのでおすすめです。
キッチンペーパーは大きく分けると「ロールタイプ」「ボックス、ソフトパック」に分かれています。
種類によって合うキッチンペーパーケースが違うので注意しましょう。下記でキッチンペーパーケースの種類別特徴をご紹介します。
ホルダー
キッチンペーパーホルダーは、ロールタイプのキッチンペーパーに合うアイテムです。
芯を通す棒などがありキッチンペーパーをそこに設置することで、引っ張ればトイレットペーパーのようにキッチンペーパーが取れます。
横にして引っ掛けられるようになっている吊るすタイプや、立てて置けるスタンドタイプがあります。
また、ロールタイプのキッチンペーパーは、ペーパーがむき出しになっているので汚れが付きやすいです。カバー付きのホルダーなら汚れがつきにくいのでおすすめです。
ボックス
ボックス、ソフトパックのキッチンペーパーは、ティッシュケースの様なボックスタイプのキッチンペ-パーケースが合います。
プラスチックなどでできたハードなケースや、布でできたケースなどがあります。
ボックスタイプのキッチンペーパーをそのままいれるケースは大きくなりがちです。よりコンパクトにしたい場合は布タイプのケースにし、中身をソフトパックのキッチンペーパーにするのがおすすめです。
また、箱からキッチンペーパをだして直接ケースに入れて使えるタイプもあるので、自分のスタイルに合うケースを選びましょう。
キャンプでおすすめなキッチンペーパーケース
キャンプ用のキッチンペーパーケースはたくさん売られています。種類がたくさんあると選ぶのに迷う方も多いと思います。
そこで下記では、おすすめのキッチンペーパーケースを4つご紹介します。それぞれに特徴があるのでぜひ参考にしてください。
DOD
DODから販売されている「キッティンノ・カミーレ」は、ロールタイプのキッチンペーパーをいれるケースで、キッチンペーパー全体を隠せるので生活感が出ません。
また、ポールなどに巻きつけられるベルトがついているので、さまざまな場所に設置でき使い勝手が良いです。
上部にハンドルがついていることによってぶら下げることもできますし、中心に穴が空いているのでポールを通して使うこともできます。
裏地がナイロンなので滑りがよく、キッチンペーパーを引き出しやすくストレスを感じさせません。
オレゴニアンキャンパー
オレゴニアンキャンパーのキッチンペーパーホルダーは、コストコなどで売られているアメリカンサイズの大きなロールタイプのキッチンペーパーも収納できます。
中心の構造に特徴があるので、巻量が少なくなってペーパーが引き出せなくなるという心配もないですし、縦、横どちらの方向でも使うことができます。
大きなサイズのキッチンペーパーを使っている方におすすめです。
ユニフレーム
ユニフレームのUFキッチンペーパーホルダーは、収納するととてもコンパクトになるケースです。とても簡単な作りになっているので組み立ても簡単ですぐに設置できます。
キッチンスタンドⅡのバンドに取り付けるアイテムとして作られているので、一緒に使うことがおすすめではありますが、上部に大きなマジックテープのベルトがついているので、とめることができるバンドなどがあれば使えます。
ダイソー
ダイソーで売られているハンドルが付いたティッシュカバーケースを使うのもおすすめです。
ボックス、ソフトパックのキッチンペーパーを入れてポールなどにかければ、キッチンペーパーの生活感を隠せます。
100均の一番の魅力は安さです。アウトドア専門アイテムのような使い勝手の良さはありませんが、100円(税抜)でキャンプサイトの見た目が大きく変わります。
キッチンペーパーケースにあまり費用をかけたくない方におすすめです。
おしゃれなキッチンペーパー入れを自作しよう
ここまで、キッチンペーパーの種類やおすすめのケースなどをご紹介しましたが、最後にキッチンペーパー入れを自作する方法をご紹介します。
自分好みのケースを作れば、キャンプサイトがより自分らしくなり幸せな空間になります。ご紹介するのはキッチンツールもまとめられるケースです。100均で材料をそろえることができるので、費用もあまりかかりません。使い勝手のよいケースを自作してみましょう。
<材料>
- ランチョンマット 3枚
- スエード調手芸ひも
- 平織用のかばんテープ
- Dカン(18mm) 4個
- 工作用の丸棒
- ?型フック 2個
<作り方>
- 底を縫い付ける
2枚のランチョンマットを横向きに重ねて置き、上のマットを下にずらして手前におり段差をつけます。
上下のポケットができるので、下の段はピーラーなどの小さな物が入る高さにし、上の段は大きなものが入るように高さをあわせます。
高さを合わせたら一度折りたたんだ布を開いて、底の部分に線を引き下のマットと縫い付けます。
- ポケットを作る
底を縫い付けたら上のマットを折りポケットの形にします。横に広いポケットが上下にできる状態になっているので、6等分ほどの大きさにわけて縦に線を引きます。
スエード調手芸ひもの端を8の字結びにして、下の生地の右側の中央くらいの位置に玉止めを挟み込んで一番右側を縫います。
あとは線を引いた部分を縫えばポケットの完成です。
- ベルトをつける
平織用のかばんテープを下の生地よりも少し長く切ります。端を折り返して、下の生地のポケットがない部分の真ん中くらいの高さに左右両端と中心だけで縫い付けます。
このベルトをつけることで、菜箸などの長いものをポケットに入れても落ちる心配がなくなります。
- 残ったマットを縫い付ける
残っているランチョンマットを同じように横向きにして、上部にしっかり縫い付けます。
- 吊り下げベルトを作る
平織用のかばんテープを23cmほどの大きさにカットしたものを2本作ります。かばんテープ1本にDカン2個を通してかばんテープを輪にし、10cmほどの長さにして、上下にDカンがくるようにします。残りも同じように作り2本のベルトを作ります。
④で縫い付けたマットの縫い目から、13cmほどの高さに下のDカンがくるようにベルトをしっかり縫い付けます。
- キッチンペーパーを吊るす棒をつくる
工作用の丸棒をマットの横幅よりも少し短く切り、Dカンの位置に合わせてキリで穴を開けて?フックを取り付けます。棒にキッチンペーパーを通してDカンにかければ完成です。
横に紐が付いているので、丸めて収納することができ持ち運びも簡単です。