キャンプに慣れてくると、だんだんと睡眠の快適性にこだわりたくなってきます。
しっかり睡眠が取れていれば、次の日も元気に動けますし、キャンプが楽しくなります。
反対に、地面が硬くて寒くて眠れないと、せっかくのキャンプが楽しくありませんよね。
キャンプギアの中で睡眠の快適性を上げてくれるものというと、コットです。
今回は口コミ評価の高いスノーピークのコットをご紹介しながら、コットの選び方についてお話しします。
キャンプで使うコットとは?口コミで人気のスノーピークコット
キャンプ用品でコットというと、簡易ベッドを意味します。
テントでの睡眠は、地面の硬さ、底冷え、蒸れなどで快適に眠れないことがあります。
それを改善してくれるのがコットです。
コットを使用すれば、地面と体に空間ができます。
砂利や硬い地面などの地面の状態に左右されずに快適な睡眠を手に入れることができる、キャンプで大活躍のギアです。
コットは簡易ベッドだけでなく、日中はベンチとして使うこともできます。
地面に置きたくない荷物を置いておくこともでき、使い勝手抜群です。
テントの中だけでなく、車中泊で使う人もいるようです。
車中泊で気になるのは、シートのデコボコや溝ですよね。
コットがあれば、平らな状態で眠ることができますので車中泊でも快眠できます。
さらに、コットはアウトドアの場面だけでなく自宅で使ってもOKです。
簡易ベッドなので、友人や親せきのお泊りにも使えます。
口コミで人気なのが、スノーピークの「コットハイテンション」です。
スノーピークのコットハイテンションはデザインもおしゃれなのでインテリアとして部屋に置いておいてもカッコいいですよ。
コットの選び方を説明するのとあわせて、スノーピークのコットハイテンションについてご紹介していきます。
コットの高さを選ぼう!口コミでは子どもがいるならローコット
コットには、大きく2種類あります。
ローコットとハイコットです。
ローコットは、高さが10cm~30cm程度のものを指します。
睡眠時に天井までの距離があるため圧迫感を感じにくいです。
安定感があり重心が低いため、寝返りなどでひっくり返る心配もありません。
高さが低いため、子どもを寝かせるのにも安心です。
テント内に置いてあっても低いため、窮屈な感じが少なくすっきりと見えます。
ただ、高さがないためコットの下に荷物を収納することはできません。
ハイコットは、高さが40cm程度のものを指します。
ローコットとの差は10cm~20cm程度ですが、キャンプシーンではこの10cmが大きな差になります。
ハイコットは、テント内でコットの下に荷物を置けるので、テントの中がごちゃつきません。
また、ベンチとして使いやすい高さなので、日中はベンチとして使いたいという人はハイコットを選ぶと良いでしょう。
高さがあるので、子どもの落下や転倒には少し注意が必要です。
小さな子どもがいる場合はローコットがおすすめという口コミもありました。
また、天井が低いテントですと圧迫感が強くなります。
スノーピークのコットハイテンションは30cmですので、ちょうどローコットとハイコットの間くらいの高さです。
ベンチにもなり圧迫感も感じにくい万能な高さですが、小さな子どもがいる場合は少し高さが心配かもしれません。
高さや幅、耐荷重など、ご家族や自分の好みに合うものを選びましょう。
スノーピークは高価だけど口コミ評価は高い
続いて気になるのが、コットの値段です。
コットの値段はピンキリです。
手ごろなものは3,000円程度で手に入りますし、高級なものになると60,000円になるものもあります。
実はスノーピークのコットハイテンションは39,500円(税別)(2018年参考価格)ですので、税込みにすると40,000円を超え、高級なコットの部類に入ります。
しかし、値段の高さは品質の高さをあらわします。
そして、クオリティへの自信でもあります。
口コミでも値段は高いけれど寝心地は抜群とありますので、寝心地を重視したい人は少し高くても高品質なコットを選ぶのがおすすめです。
ただ、はじめから高級なものを買うのは少し抵抗がありますよね。
手ごろな値段のものもたくさんありますので、まずは低価格なもので試してみるのも良いですよ。
コットは組み立てやすさも大切!軽量性は目をつぶろう
コットに限らず、キャンプギアは組み立てやすさと軽量であることも求められます。
あまりに複雑な構造だと、出すのも使うのも嫌になってしまいますよね。
コットは、部品が多くなりがちなため、組み立てが難しいものがあります。
そして座面をピンと張るため、テンションがかけやすいものを選ぶのもポイントです。
そして、軽量であることですが、これは車を使うのであればあまり気にする必要はありません。
軽量性にすぐれているということは、軽量で高価な素材を使っているコットということです。
その分値段が上がってしまいますので、車を使うのであればあまりこだわり過ぎない方が良いでしょう。
スノーピークのコットハイテンションは、パイプをスライドし、4隅のシートに入れて本体を開けば完成です。
部品を取り付けたり取り外したりがありませんので、キャンプブログなどの口コミではコツをつかめば簡単とありました。
女性でも簡単に組み立てられそうです。
収納サイズは「1,250×165×145(h)mm」、重量は6kgなので少し大きくて重いです。
ただ、大きさと重さは安定性につながっていますので、大きなデメリットというわけでもありません。
コットは簡易ベッドなので、どうしても荷物が大きくなりがちです。
背負って移動することはないと思いますので、開き直ってオートキャンプの時だけ使うようにしましょう。
スノーピークのコットハイテンションのスペック
ここで、スノーピークのコットハイテンションについてスペックを整理します。
■スノーピークコット ハイテンション
【サイズ】
2,000×650×320(h)mm
ローコットではありますが、30cmの高さがありますのでコットの下に荷物を入れておくこともできます。
【収納サイズ】
1,250×165×145(h)mm
【重量】
6kg
【オプション】
床面保護カバー
保護カバーは別売りですが、自宅でも使いたい場合はコットと一緒に購入されることをおすすめします。
コットの脚が床に当たる部分は、キズが付きやすいという口コミがありました。
また、テント内でも足が当たる部分は荷重がかかりますのでテントが破ける原因にもなります。
テント内でも必ず使うことをスノーピークも推奨しています。
【カラー】
ベージュ
カラーはベージュ一色です。
スノーピークらしい高級感のある落ち着いた色合いで、どのようなテントにも合いますし、自宅に置いたとしてもインテリアを邪魔しません。
【素材】
ポリエステル600D(PVC加工)(撥水)/アルミニウム合金(アルマイト加工)・ステンレス(18‐8)
丈夫で地厚な生地で、適度なテンションがかかっていますので、口コミでは腰痛持ちにぴったりという意見もありました。
撥水加工もされていますので、少しくらい飲みものをこぼしても大丈夫です。
スノーピーク以外の口コミ評価の高いコット
コットの選び方と、スノーピークのコットハイテンションについてお話ししてきました。
コットはいろいろなアウトドアブランドから販売されていますので、スノーピーク以外に口コミの高いコットもご紹介します。
■Coleman(コールマン) トレイルヘッドコット
【サイズ】
約1,900×870×400(h)mm
重たくて組み立てが少し大変なのですが、その分寝心地が良く頑丈です。
コスパが良いと口コミで評判です。
■DOD(ディーオーディー) バッグインベッド
【サイズ】
約1,830×720×155(h)mm
バッグに入るベッドを実現したのがこの超軽量コットです。
専用キャリーバッグに入れれば長さ510×幅130×高さ160mmの大きさに収納可能で、ツーリングや自転車旅にも持っていけます。
耐荷重も120kgなので、男性でも安心して使えます。
コンパクトなのに寝心地が良いという口コミが多く、高評価を得ています。
不便な中でも睡眠にはこだわる
キャンプでは、テントで寝られるかどうかが勝負の分かれ目ともいえます。
コットがなくても寝ることはできますが、コットを使い始めると、もはやコットなしではテントで寝られないという口コミもありましたので、使ったことがない人はぜひ試してみてください。
快適な睡眠が取れれば、次の日も楽しく過ごせます。
不便を楽しむのがアウトドアの醍醐味ですが、睡眠にはこだわってみても良いのではないでしょうか。