ハードな環境で使うことの多いアウトドア製品は丈夫に作られているとはいえ、一部が破損したり破れたりすることもあります。
そのようなときに部品を取り換えたり張り替えたりできると、長く使い続けられますね。
ユニフレームは日本のアウトドアブランドだけあって、修理サービスが充実しています。
「コット」は張り替え用シートも販売されていて、自分で張り替えることもできます。
ユニフレームのコットは、寝心地が良くて使いやすいと評判になっていますので、どのようなコットなのか一緒に見てみましょう。
取り換えや張り替えができる製品は長く使える
アウトドア用品は屋外で使うことが前提に作られていますので、もともと頑丈にできています。
それでもキャンプなどで使い続けると、次第に汚れてきたりくたびれてきてしまうことも事実です。
そんなときに、修理しながら使えるとうれしいですよね。
日本のアウトドアブランドであるユニフレームの製品は高い品質を誇り、一度買えば一生モノといわれる製品も数多く取り揃えています。
汚れたり破れたりしたものについては、有償でメンテナンスや修理を行ってくれるため、長く使い続けることができるのが魅力です。
そして、製品によっては取り換え用の部品があり、自分で取り換えることができるものもあります。
使い捨てが普通になった今、部品を取り換えて長く使い続けられるという製品に昔ながらの良さを感じます。
また、部品を取り換えてもずっと使うことができるという製品への自信も感じます。
多少高くても、ずっと使い続けようと思わせてくれますね。
ところで、取り替え用の部品があるユニフレームの製品のひとつに、「コット」があります。
コットは簡易ベッドのことで、このシートの部分が張り替えられるよう交換シートが別売りされていますので、ほつれたり破けたりしたら自分で張り替えすることができます。
このように長く使い続けたくなるユニフレームのコットにはどんな秘密が隠されているのでしょうか。
ユニフレームのコットが人気の理由
コットはキャンプなどのアウトドアで使われる簡易ベッドですが、コットが便利といわれているのはベッド以外の使い方もできるからです。
もちろん、ベッドとしての機能もすばらしく、地面の硬さや冷え、デコボコなどを遮って快適な睡眠をもたらしてくれます。
しかしコットのスゴさはそれだけではありません。
ベッドとして使うだけでなく昼間はベンチとして腰掛けるのにちょうど良く、設営の際には荷物置きとして重宝します。
ユニフレームのコットは、広げるだけでベッドが完成するため、まずコットを広げて荷物置き場を確保すると設営もしやすくなります。
天気の良いキャンプの午後は、お昼寝に最高ですよね。
そんな時にもちょっとゴロンとお昼寝ができるコットがあると、本当に気持ちよくお昼寝ができます。
テントの中でベッドとして使うときは、コットの下が荷物置き場になるためスペースを無駄にしません。
便利で使い勝手がよく、しかも寝心地も良いユニフレームのコットは人気のアイテムです。
ただ、全体重がかかるベッドですから、やはり使い続けると生地がほつれたり破れたりすることがあります。
そんなときは、張り替えて使い続けることができるため安心して使えますね。
組み立てと撤収が簡単!丈夫なユニフレームのコット
ユニフレームのコットのスペックをご紹介します。
◇リラックスコット ブラウン×ブラック
ユニフレームのコットは中央収束型なので、部品をはめたりなどの組み立てが必要ありません。
広げるだけですぐにベッドが完成します。
この折りたたみ式が、収納しやすくて評価が高いポイントです。
【サイズ】
使用時:約193×69×(h)45cm
収納時:約77×32×18cm
【重量】
約7.5kg
ただ、収納サイズと重さが難点です。
大きくて重いという口コミもありました。
しかし設営の簡単さや寝心地が素晴らしいため、大きな欠点とはいえないでしょう。
車に載せるときは縦置き、横置きどちらでもできるため、どこか空いた隙間に積み込めばOKです。
【分散耐荷重】
約80kg(1スパンあたり)
ユニフレームのコットは、3つのスパンと呼ばれる部位から成り立っています。
その1スパンの耐荷重が80㎏なのですから、合計240㎏にもなる計算です。
大柄な男性でも安心して眠ることができる耐荷重です。
耐久性も素晴らしく、数年使ってもほつれたり破れたりすることは少なく、1回も張り替えたことがないという口コミもありました。
コットの寝心地やシートは?
コットはベッドなのですから、肝心なのが寝心地です。
ユニフレームのコットは、シート生地がバイアス(斜め)にカットされています。
そのため、シートが均一に伸び、体重を分散させてくれます。
どこか1点に体重がかかってしまうことがないため、気持ちよく眠ることができます。
少し沈むと感じる人もいるようですので、寝る時はマットを敷くと良いかもしれません。
リラックスコットの生地ですが、2018年にリニューアルして新たなカラーになりました。
シートは落ち着いたブラウンカラーで汚れが目立ちにくくなっています。
フレームはブラックで、シックで落ち着いた大人の雰囲気になりました。
汚れが目立たないといっても、使い続ければ汚れが気になりますよね。
シートは取り外して洗うことができるため、清潔に使い続けられます。
そして張り替え用のシートも新しいカラーに生まれ変わっています。
ユニフレームの心配りを感じるのは、新しい張り替え用シートが廃盤になった「フォールディングコット」にも対応しているところです。
廃盤になった製品を持っている人も、これなら張り替えて使い続けることができます。
ユニフレームのベンチもおすすめ!張り替えもできる!
ユニフレームのコットの仲間として、ベンチタイプの製品があります。
こちらはサイズ的にベッドとして使うことは難しいのですが、ロースタイルで子どものベンチや犬のベッドとして使うことができます。
◇リラックスベンチ ブラウン×ブラック
中央収束型で広げるだけなのはリラックスコットと同じです。
違うのはサイズです。
【サイズ】
使用時:約106×56×39(h)cm
収納時:約62×22×15cm
分散耐荷重もコットと同じ、1スパンあたり約80kgです。
リラックスベンチは2つのスパンでできていますので、合計160㎏なのでベンチとしては十分です。
リラックスコットがあれば、ベンチとしても兼用できるため必要ないかもしれませんが、家族連れのキャンプでは子ども用のベンチがあると便利ですよ。
ほかの使い道として犬用ベッドにもできます。
せっかく犬連れでキャンプに行くのであれば、犬にも最高の寝心地を味わってほしいですね。
こちらのリラックスベンチも、別売りの張り替え用シートがありますので汚れても破けても安心感が高いです。
リラックスコットの構造はシンプルで張り替え簡単
コットのシートを張り替えるのは難しそうと思われている人もいるかもしれませんが、ユニフレームのリラックスコットは本当に簡単です。
脚とシートを固定している8か所の留め具部品を外すとシートが取り外せます。
取り外す用の六角レンチは、張り替え用シートに付属しているので工具なども必要ありません。
古いシートを取り外したあとは、取り換え用シートを8か所、六角レンチで固定すればOKです。
シートを張り替えるだけで、まるで新品のようになりますので、ずっと使い続けられますね。
長年使い続けてシートが緩んできてしまったときも、張り替えるのと同じ手順でテンションを張りなおすことができます。
コットが緩んできたと感じたら、テンションを張りなおせばまた元通りの素晴らしい寝心地に戻るかもしれませんので、ぜひやってみてください。
張り替えて使い続ければ経済的
安いコットもたくさん販売されていますが、シートの張り替えができて長く使い続けられるという点を考えると、少し高くてもユニフレームなどのコットを選んでおく方が結果的に経済的です。
ユニフレームのコットは、一度使ってみると寝心地の良さや収納の簡単さなどから手放せないという人が続出しています。
10年使っても、シートを貼り替えて使い続けられる品質の高さは脱帽です。
ぜひ、ユニフレームのコットをお試しください。