登山には何が必要?初心者のための登山装備をご紹介!

最終更新日:2019/10/14

雄大な自然に囲まれて山を登る登山は非常に楽しいものです。

しかし登山を楽しむためには登山用の道具を用意したり、装備したりする必要があります。

登山初心者の中には「登山にはどんな道具が必要なの?」「どんな装備をすれば身を守れるの?」といった方もいると思います。

登山で使う道具には、登山をより安全に楽しめる便利な道具がたくさんあります。

今回は登山の基本的な道具や道具の装備方法、装備することで登山をより楽しめる道具や身を守るための装備についてご紹介いたします。

登山初心者の方は是非参考にしてください。

登山には必須!登山に必要な基本装備!

登山に必要な基本的な道具と装備についてご紹介いたします。

初心者から上級者まで、この登山道具を体や道具に装備しておかないと、登山をすることができないと言っても過言ではありません。

しっかりと準備しておきましょう。

●登山靴

山登り用の靴で滑りにくく、足に負担をかけにくい構造となっています。

登山をする際には履きなれた登山靴を使用することが基本です。

新しく購入した登山靴でいきなり登山をすると靴擦れを起こしてしまい、登山どころではなくなってしまいます。

新しく購入した際は、登山靴を履いて軽くウォーキングなどをして、ある程度履きならしておきましょう。

また、初心者の方が初めて山に登る際には普段から履いているスニーカーなどでも問題ありません。

しかし、歩く距離や場所を考慮しないとつま先が痛くなったり、靴の中が濡れたりするので注意が必要です。

●ヘッドランプ

登山では時間通りにいかないということも少なくありません。

「下山途中で暗くなってきてしまった」ということもよくあるので、ヘッドランプを持っていきましょう。

基本的に額に装着して両手は開けた状態で歩きましょう。

●レインウェア

登山道は狭く足場が悪いので、片手がふさがる傘をさすわけにはいきません。

そのため、雨が降ってきた際にはレインウェアを着ましょう。

●ザックカバー

雨が降ってきた際にザックの中に浸水しないようにするために、ザックにかぶせる道具になります。

ザックの中に浸水しないようにするためにも持っていきましょう。

登山用具を収納する基本的な道具!ザックの選び方!

ザックとは登山用具を入れるためのリュックのことで、背中に装備する登山の基本的な道具です。

ザックは種類が豊富なので、登山初心者の方は何を買おうか迷うことも多いのではないでしょうか。

そこで登山初心者の方にザックの選び方のポイントについてご紹介いたします。

ザックは特にメーカーにこだわりがなければどれも同じような機能を持っています。

また初心者の方が初めて登る山に使用する際には普段使用しているリュックで構いませんが、30L以上の容量がないと登山では容量が足りなくなることがあります。

●フィット感

ザックのフィット感を見るためには3つのポイントがあります。

実際に背負ってみて、肩と背中がザックの背面部分に当たっていること。

背中の長さとザックの長さが合っていること。

ヒップベルトは体に合っているかの3つのポイントに合っているザックを選びましょう。

●容量

日帰りの登山であれば容量が30L前後のザックがあれば十分登山を楽しむことができます。

しかし、遠方の山を登山するため宿泊する必要があるときや、山中でテント泊をするとなると容量が大きいザックが必要となります。

初心者の方におすすめ!装備することで登山が楽になる便利な道具!

装備することで、登山が楽になる便利な道具をご紹介いたします。

登山には必ず必要というわけではないのですが初心者の方は、登山が非常に楽になりますので荷物に余裕があれば持っていくようにしましょう。

●ストック

登山杖とも呼ばれているストックは、歩いているときの足腰への負担を軽減してくれます。

登りに使用するときと下りで使用するときの2パターンに合わせて長さを調節できるストックがおすすめです。

●サングラス

晴れている日の登山には非常に便利です。

強い日差しから目を保護してくれます。

●スカーフ

寒い時に頭に巻いたり襟元に巻くことで保温効果を得ることができます。

薄くて軽いので持ち運びにも支障がありません。

●登山時計

装備するだけで時間が分かるだけでなく、温度や気圧、平均歩行速度なども表示してくれる登山時計もあります。

非常に便利で命を守ってくれるアイテムですので、フル装備していくことをおすすめします。

登山のリスクを考えて!装備することで身を守れる道具!

登山には事故やけがをするリスクが常にあります。

そのリスクから自分の身を守るための道具をご紹介いたします。

登山の知識に乏しい初心者の方程事故に遭う可能性が高くなるので注意が必要です。

●ヘルメット

足場が悪い場所や危険な場所を歩くときなどに装着して頭部を守りましょう。

滑落や転倒しても頭部へのダメージを軽減し事故に遭っても最悪の事態を防ぐことができます。

●ホイッスル

登山仲間や自分が危険な時にはホイッスルを鳴らして周りに知らせましょう。

また遭難してしまった時にも音で合図をすれば助かる確率が上がります。

●救急セット

登山にけがは付き物です。

小さいけがでも油断はできません。

ばんそうこうや消毒液、包帯やガーゼなどを小さい袋などに入れてわかりやすいところに装備しておきましょう。

●鈴

ザックなどに装備して歩くことで常に音を鳴らしてくれます。

常に音を出しておくことで熊除けになりますが、過信することは禁物です。

初心者だけではない!万が一の事故に備えた緊急用具

登山は常に危険と隣り合わせであることを忘れてはいけません。

初心者だけではなく登山ベテランの方でも事故に遭う可能性は十分にあります。

どんなに用心していても事故に遭うこともあるのです。

万が一「道に迷った」「滑落した」「転倒して動けない」という事故が発生し、自力で下山するのが困難な場合にはやみくもに動かずにその場で助けを待つ必要があります。

そういった万が一の事故に備えるために必要な道具をご紹介いたします。

●ツェルト

非常時に備えた小型のテントです。

頭からかぶって使用するタイプやテントのように設営できるタイプがあります。

非常に小さく収納することができるので災害時にも使用することができます。

●エマージェンシーシート

シートに包まることで熱を反射し、体温の低下を防止してくれます。

非常にコンパクトに収納でき、災害時にも使用することができます。

●予備ライト

事故に遭った際に使用していたライトが破損したり電池切れになる可能性もあります。

テントに装備することができるランタンのようなライトがあると便利です。

予備のライトとバッテリーは備えておきましょう。

●予備飲料水・携帯食料

遭難して救助を待つしかできない場合にはいつ救助が来るかわかりません。

飲料水や食料は余分に持っておきましょう。

●防火マッチ

水に濡れてもふき取ることで火をつけることができるマッチです。

火を起こして暖をとる際などに使用することができます。

初心者から上級者まで装備することで登山をより楽しめる道具!

登山用具の中には装備しておくことで登山がより楽しめる道具もあります。

登山をより楽しめる道具を装備しておくことで、登山の雰囲気をより盛り上げてくれる道具をご紹介します。

初心者から上級者までみんなで楽しむことができるので荷物に余裕があれば登山に持っていきましょう。

●ククサ

ククサとは木製のマグカップのことで登山の雰囲気をより盛り上げてくれます。

購入することもできますし、自分で作ることもできます。

実際に使用しても良いですし、小型のものを作ってアクセサリーとしてザックなどに付けておけば登山がより楽しくなりますよ。

●コーヒーバネット

コーヒーを抽出するための道具で、登山中でもカップとコーヒー豆とお湯があればコーヒーを飲むことができます。

●双眼鏡

景色を楽しんだり動物を遠くから観察したりする際に使用します。

あまり高すぎる倍率だと手振れして「何も見えない」ということがあるので、高すぎない倍率のものを登山では使用しましょう。

登山に必要な道具を装備して安全に登山を楽しもう!

登山は魅力的なことたくさんありますが、常に危険も隣り合わせです。

その魅力を味わえることも危険から身を守ることも全ては登山道具の装備次第です。

装備に不備があったり道具の忘れ物があると登山を十分に楽しむことができません。

初心者の方は登山前には必ず登山道具や身に着ける装備を確認しましょう。

また、登山中に事故に遭っても持っている物次第では助かる確率が格段に上がります。

緊急用の装備も忘れないようにしましょう。

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