クーラーボックスは食べ物や飲み物を冷やしながら持ち運べるアイテムで、キャンプなどのアウトドアの他、スポーツや釣りなどでも使えます。
そんなクーラーボックスにはさまざまな種類があり、用途によって選び方が変わります。
この記事では、クーラーボックスの種類や大きさについてや、用途別の選び方、おすすめの小型のクーラーボックスを種類別でご紹介します。ぜひ参考にしてください。
小型クーラーボックスの種類
クーラーボックスは中の温度を保つことができるので、食べ物や飲み物を冷やしながら持ち運ぶ事ができ大変便利なアイテムです。
クーラーボックスには大きく分けて、ハードタイプとソフトタイプがありそれぞれに特徴があります。下記で特徴についてご紹介します。
ハードタイプ
ハードタイプは合成樹脂で作られているものが多く、頑丈で保冷力が高いものが多いです。
中身が入っていなくてもそのままの形でしか持ち運びができないのでかさばります。車などの収納スペースを取るアイテムでもあるので、選ぶ時には収納できるかを考えることも大切です。
座れるくらい丈夫に作られたクーラーボックスも多くあるので、イスの代わりに使う事ができます。
ソフトタイプ
ソフトタイプはかばんのような作りで、折りたたみができるのでコンパクトに収納できます。
保冷力はハードタイプに比べると落ちますが、軽量なので持ち運びも簡単です。ハードタイプの用な丈夫さはありませんが、軽いので買い物などちょっとしたときにも使いやすくて便利なクーラーボックスです。
クーラーボックスの大きさの違い
クーラーボックスには大きさもさまざまあります。クーラーボックスの大きさはキャンプに行く人数と飲み物の数で大きく異なります。一概にこの人数にはこの大きさとは言えませんが目安を下記でご紹介します。
10L未満の極小サイズのクーラーボックスは、デイキャンプなどあまり食料や飲み物を持っていかない人向けです。
15~20Lほどの大きさは一人用のサイズで、大人2人なら30Lほどを目安にしましょう。
ファミリーキャンプなら、大人2人と子供1人で40Lほど、大人3人で50L、大人4人で60Lほどを目安としてください。
70Lや100Lなどの大きなサイズのクーラーボックスもあります。大人数でキャンプによく行く場合はいいですが、このような場合は2つ持って飲み物と食料を分けるのもおすすめです。
自分のキャンプスタイルに合わせてちょうどよいサイズを選ぶことが大切です。
小型クーラーボックスの素材の違い
クーラーボックスに使われることが多い素材は「真空断熱パネル」「発泡ウレタン」「発泡スチロール」です。
真空断熱パネルは断熱効果がとても高いので、保冷力は最強です。重量は重く値段も高いものが多いです。
発泡ウレタンは真空断熱パネルほどの保冷力はありませんが、それなりに期待ができます。重量、価格も中間くらいでバランスの良い素材です。
発泡スチロールは保冷力は一番劣りますが、価格は安いです。重量が軽いので持ち運びがとても楽な素材です。
用途別で小型クーラーボックス選ぶ
クーラーボックスを選ぶときはどんな用途で使うのかを考えて選ぶことが大切です。
キャンプなどのアウトドアで使いたい場合は、保冷力の高いものを選ぶことがおすすめです。次の日まで保冷されないと次の日に食事を取ることができなくなります。保冷力の高い高性能なクーラーボックスを選びましょう。
また、釣り用にクーラーボックスを使いたい場合はハードタイプがおすすめです。釣った魚の鮮度を保つためにより保冷性があるものが良いですし、釣りをしている間座ることもできるので大変便利です。
その他、サッカーや野球、テニスなどスポーツの応援などでお弁当や飲み物を持っていくときもクーラーボックスは使えます。このような時は、軽量で持ち運びが便利なソフトタイプのクーラーボックスがおすすめです。
保冷力があるおすすめの小型ハードクーラーボックス
クーラーボックスはいろいろな種類があるので、選ぶのに迷う方も多いと思います。人気の小型ハードクーラーボックスにはどのようなものがあるのでしょうか。
コールマン
コールマンの「テイク6」は発泡ウレタンの約4.7Lの小型クーラーボックスです。持ち運びしやすいハンドルがついています。
ダイワ
ダイワの「DAIWA 700」は6面真空パネルの横長で薄型の小型クーラーボックスです。500mlのペットボトルを立てまま収納できます。
イグルー
イグルーの「ミニプレイメイトクーラー」はウレタン素材の3Lの小型クーラーボックスです。
また、サイズは少し大きくなりますがコロコロと転がせるキャスターがついたクーラーボックスも多く取り扱っています。大きいとかさばりますが、重たくても転がして持ち運びができるので中身を入れても持ち運びが楽です。
シマノ
シマノの「フィクセルリミテッド9L」は発泡ウレタンと真空パネルで作られた小型クーラーボックスです。簡単に開閉できるレバーを採用しているので、片手でも簡単に開け締めができ便利です。
スタンレー
スタンレーの「クーラーボックス 6.6L」は高密度の断熱材をふたまで採用した6.6Lの小型クーラーボックスです。
ホールアース
ホールアースの「ミニクーラー6」は約5Lの小型クーラーボックスです。裏返すと缶用のテーブルになるので使い勝手が良いです。
イエティ
イエティの「ローディ24」は縦型のクーラーボックスです。小型と言うほど小さくはないですが、縦型なのでコンパクトに持ち運びができます。
おしゃれな小型ソフトクーラーボックス
ソフトクーラーボックスにはおしゃれなものも多くあります。おすすめの小型ソフトクーラーボックスをご紹介します。
ロゴス
ロゴスの「ハイパー氷点下クーラーM」は12Lのクーラーボックスで、強力保冷剤「氷点下パック」とセットで使うことでハードクーラーなみの保冷力があります。外部からの衝撃に強い構造になっていますが、使わない時はコンパクトに収納できるのでとても使いやすいクーラーボックスです。
ロゴスのクーラーボックスはニトリでも購入が可能です。手に入れやすいのも嬉しいポイントです。
キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグの「クーラーバッグ6L」はデザインがかわいいソフトクーラーボックスです。ショルダーストラップがついていて長さの調節ができるので自分に合わせて使うことができます。
サーモス
サーモスの「ソフトクーラー」は約5Lのクーラーボックスです。ストラップの取り外しができ、底びょうがついているので汚れがつきにくいです。5層の断熱構造で高い保冷力が期待できます。
また、サーモスには2Lや4Lの「保冷ランチバッグ」など小さめサイズもたくさんあります。ランチ用ではありますが、超小型のクーラーボックスを探している方におすすめです
チャムス
チャムスの「チャムスロゴソフトクーラーバッグ」は約23Lのクーラーボックスで、派手でおしゃれな見た目です。特に赤のクーラーボックスは、赤のバッグに黒いハンドルとショルダーベルト、白いチャムスのロゴがよく映え目立ちます。
ホームセンターでおすすめのクーラーボックス
クーラーボックスはキャンプだけでなくいろいろな用途で使えるのでホームセンターでも取り扱いが多くあります。その中でおすすめをご紹介します。
カインズホーム
カインズオリジナルの「持ちやすいクーラーボックス7L」は発泡スチロール素材のハードタイプのクーラーボックスです。手に入れやすい価格帯のクーラーボックスです。
また、「ウレタンクーラー ネオセラー35L」も人気があります。こちらは容量が35Lの大型のクーラーボックスですが、日本製で最高級ウレタンを採用しているので断熱性が高いです。
コーナン
コーナンの「オリジナルソフトクーラーバッグ5L」は肩掛けの紐がついている複合アルミシートで作られた保冷バッグです。また、コーナンオリジナルのキャスター付きハードクーラーボックスも人気があります。50Lと大容量ですが、キャスターがついているので持ち運びも簡単です。
安い小型のクーラーボックス
最後に安い価格で手に入るおすすめのクーラーボックスをご紹介します。
100均
100均では発泡スチロールのクーラーボックスを取り扱っている店舗があり、350mlの缶が6本入りその上に保冷剤も入れられるくらいの大きさのものがあります。
イオン
イオンの「ソフトクーラーバッグ6Lトップバリュベストプライス」はソフトタイプのクーラーボックスで、肩にかけられる紐がついているので持ち運びが楽です。ふたの内側に保冷剤が入れられるポケットがついています。値段も手頃なのでコスパが良いクーラーボックスです。