【魚の燻製をキャンプで作る方法】必要なものやおすすめレシピ

最終更新日:2023/12/29

【魚の燻製をキャンプで作る方法】必要なものやおすすめレシピ

独特な風味が楽しめる燻製料理をキャンプで作ってみたいという方も多くいらっしゃると思います。燻製料理にチャレンジするなら魚の燻製がおすすめです。

そこでこの記事では、キャンプで魚の燻製を作ることについてや、燻製を作るのに必要なもの、燻製にする魚の種類、基本の作り方をご紹介します。

おすすめのレシピもご紹介するのでぜひ参考にしてください。

キャンプで魚の燻製を作ろう

煙に燻して香りをつけた魚は、おつまみやおやつなどとして楽しめるのでキャンプで作ってみたいという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

燻製は香りをつけるだけでなく食材の水分が抜けるのでうまみが凝縮されおいしさも増します。
同じ食材でも、煙を出す燻煙材の種類を変えたり、味付けを変えることで風味や味が変わるので自分なりにアレンジできるのも楽しいです。

家でも作ることは可能ですが、煙を出すので近所の迷惑になることもあります。キャンプではこのような心配がないので気軽に燻製作りが楽しめます。

キャンプで魚の燻製を作る時に必要なもの

魚の燻製を作る時に必要なものにはどのようなものがあるのでしょうか。

燻製器

燻製器を使えば煙を逃さず食材が燻せます。
ステンレス製やダンボール製など種類も豊富にあります。
キャンプで使うならコンパクトに持ち運びできるものがおすすめです。

燻煙材

煙を出すために、スモークチップやスモークウッドなどが必要です。
スモークチップは下から火で炙る事で煙が出ます。

スモークウッドは直接火をつけることで線香のようにゆっくりと燃え煙を出します。

熱源

スモークウッドを使う場合は必要ありませんが、スモークチップを使う場合は炙るために炭やコンロなど熱源になるものが必要です。

燻製にする魚の種類

魚の燻製を作るのにどの魚を燻製にしようか迷う方もいらっしゃると思います。
魚の燻製を作るなら、サバやアジ、イワシなど脂のある青魚がおすすめです。
また、ニジマスやヤマメなどの川魚や、ニシンやホッケなどの干物でも作ることができます。

生魚は干物のように開いて、必要ない部分は取り除きエラなどはきれいにしておきます。
川魚は開かずそのままの状態で、ハラワタやエラを取り除き血が残らないようにきれいにしましょう。
干物はそのまま使えるのでとても簡単です。

その他にも、サーモンや鯛などの刺し身をさっと燻して香りをつけて燻製のお刺身を楽しむこともできます。
いろいろな魚で燻製を作ることができるので自分好みの燻製を作って楽しみましょう。

魚の燻製の基本の作り方の方法

燻製は煙で食材を燻すだけですが、燻製の仕方には「冷燻」「温燻」「熱燻」があります。

冷燻

冷燻は30度以下の低温でじっくり食材を燻します。スモークサーモンを作るならこの製法を使います。

温燻

30~80度で作る方法で、燻製作りで一番使われる製法です。魚の燻製を作るならこの製法がおすすめです。

熱燻

80度以上の高温で短時間で燻します。

次に基本的な燻製の作り方についてご紹介します。

基本的な燻製の作り方

1.味付けする

食材に塩をすり込んだり、ソミュール液につけて味をつけます。

2.乾燥させる

塩抜きをしよく洗い流して水気を取り、しっかり乾燥させます。
表面に水分が残っていると風味が落ちるので時間をかけてしっかり乾燥させましょう。

3.燻製する

食材の表面がしっかり乾燥していることを確認し燻製します。燻製し終わったら1時間ほど寝かせれば完成です。

おすすめの魚の燻製のレシピ


【材料】

  • 生魚
  • 水 1000cc
  • 塩 150g
  • 砂糖 70g
  • こしょう 適量
  • ローリエなどのスパイス 適量

【作り方】

1.ソミュール液を作る

水を沸騰させ、塩、砂糖、こしょう、ローリエなどのスパイスを入れて20分ほど煮立たせて完全に冷まします。

2.魚の処理

魚を開いたり、ハラワタを取ったり、燻製にできる状態にしましょう。

3.ソミュール液に漬ける

魚をソミュール液に漬けて冷蔵庫で20時間以上冷やします。

4.塩抜きをする

ソミュール液から出して水洗いをし水に漬けて塩抜きをします。
2時間くらいが目安ですが、お好みになります。
少し魚を切って焼いて味の確認をするのがおすすめです。

5.乾燥させる

水気をしっかり拭き取り、網に乗せたり吊るしたりして日が当たらない風通しのよい場所でしっかり乾燥させます。

6.燻製する

燻製器の準備をし煙が立ったら、魚を入れて煙で燻します。
温燻で4時間ほどが目安ですが、生食用ではない魚を使う場合は、ある程度温度を上げてしっかり火を通しましょう。

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