まだまだ熱いキャンプブームですが、なかなかキャンプ場まで足を運べないという時は、自宅でアウトドア気分を味わってみるのはいかがでしょうか。
家キャンプなら、手軽に思う存分キャンプの雰囲気に浸ることができますよ。
この記事では、家キャンプの魅力や楽しみ方などをご紹介します。家キャンプを安全に楽しむための注意点もご説明しておりますので、家キャンプにご興味のある方はぜひご覧ください。
家キャンプとは
家キャンプとは、自宅の室内や庭、ベランダや駐車場などでキャンプを楽しむことです。
季節や天候に関係なく、手軽に自宅でアウトドア気分を味わえるので人気があります。
ブログやインスタに投稿されているおしゃれな写真などから興味を持つ方も多いかもしれません。
また、おうちでキャンプとか家キャンプはじめましたなど、家キャンプに関連する本もたくさん出版されています。
このようにさまざまなメディアで取り上げられることも、家キャンプに関する感心の高さが伺えるのではないでしょうか。
準備も簡単で水回り関連の心配もない家キャンプは、一人でキャンプしたいけれどなかなか踏み出せない初心者の方にもおすすめです。
家キャンプの魅力
思い立った時に実行できる、家キャンプの魅力についてまとめてみました。
- 戸建に限らず、マンションや賃貸のお部屋でも手軽にアウトドア気分を味わえる
- 室内でのキャンプなので、季節を問わず冬でも楽しめる
- 外出が制限されがちな時期でも、子供の夏休みのレジャーなどとして最適
- テントの設営方法やレイアウト、段取りなどキャンプの予行演習ができる
- キャンプ飯を楽しみがらコンロ・七輪・シングルバーナー・メスティンなど、必要な料理グッズの使い方に慣れることができる
- ランタンの扱い方やタープの設営などキャンプ道具に慣れることができる
- 小さなお子様がいても安全にキャンプができる
- 自宅のお手洗い・お風呂・電源を使うことができる
- キャンプに必要なものがわかる
- キャンプギアに泥汚れがつかないので撤収が楽
- 虫が煩わしくない
- 防災訓練になる
家キャンプの楽しみ方
手軽にアウトドアの雰囲気を味わえる、家キャンプの楽しみ方のいくつかをご紹介します。
部屋やベランダにテントを設営
キャンプ気分を味わうためには、やはりテントは必需品ですよね。
実際のデイキャンプなどではテントは必ずしもいるものではなく、タープで代用できる場合もありますが、ここはテントで家キャンプのテンションを上げましょう。
本格的なテントなら組み立てる練習になりますし、ワンタッチで設営できるポップアップテントなら、設営が簡単なので小さなお子様も一緒に手伝うことができます。
最近では100均でも1000円前後で小型テントが販売されていますので、そのようなコンパクトなものなら用意しやすいですし、ベランダなどにも設置しやすいでしょう。
自宅の駐車場や庭にテントやタープを設営
アスファルト舗装されている駐車場は、平坦な上に水はけも良いのでテントを設営するのに適しているでしょう。
地面がゴツゴツしていないので、背中に地面の凹凸の影響がなく、寝袋がなくても寝る時も快適です。
通りに面した駐車場で人目が気になるなら、タープを張ると目隠しになりプライベート感が増しますよ。
ご近所に迷惑にならないよう煙に気をつければ、庭で炭火を使ったバーベキューなどの焼肉料理も楽しめます。
お隣が近い場合はガス式グリルを使うと、炭を使わなくても食材を焼くことができます。
キャンプ飯を楽しむ
キャンプといえば、楽しみは食事という方も多いでしょう。
家キャンプでもメスティンやシェラカップなどのクッカーで、朝ごはんや昼ごはんを作ってみませんか。
すこし本格的にダッチオーブンやスキレットなども使ってみると、いつもの食事が違ってみえるでしょう。
缶詰などをシングルバーナーで炙ってワイルドに調理するのも良いですね。
バーナーがあるとキャンプ飯のデザートとして人気のある、話題の焼きマシュマロなども簡単に作ることができますよ。
キャンプでの食事には、食べ物のほかに飲み物も大切ですよね。
朝一番の寝覚めのコーヒーや食後のコーヒーなども、格好いいキャンプギアを活用するとムード満点です。
おすすめはスノーピークのフィールドバリスタシリーズ。
手軽に淹れたてのコーヒーが楽しめる上に、ギアに印刷されたスノーピークのロゴと英語がスタイリッシュでおしゃれです。
照明やインテリアを普段と変えて雰囲気を楽しむ
照明をランタンに、インテリアを折りたたみ式のアウトドア用テーブルやアウトドアチェアにするだけでも、お部屋の雰囲気をガラリと変えることができますよ。
夜はお部屋をロープライトで飾るのも、キャンプサイトを明るく照らすようでムードがあります。
部屋で焚き火気分や薪ストーブ気分を楽しむ
室内で焚き火をすることはできませんが、暖炉型ヒーターならリアルな焚き火や薪ストーブのような疑似火を楽しむことができます。
「暖炉型ファンヒーター」や「マイクロストーブ」で検索すると魅力的な製品がたくさん出てきますので、気になる方は検索してみると良いでしょう。
家キャンプで遊びを楽しめるおすすめアイテム
小さなお子様などがいると、家キャンプでは遊びは何をしようかと困ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
ここでは家キャンプで盛り上がる楽しいアイテムをご紹介します。
家キャンプにちょっと飽きてきた時や、暇つぶしにも持ってこいですよ。
ご紹介したゲームや遊びのほかにも、アイデアを出し合ってオリジナルのゲームを編み出すのも面白いかもしれませんね。
- カードゲーム
- ボードゲーム
- 限定しりとり
- ジェスチャーゲーム
- 宝探し
- バランスゲーム
- 伝言ゲーム
家キャンプでも活躍するキャンプセットを用意しよう
キャンプに必要なものをまとめたキャンプセットを用意しておくと、思い立った時に気軽に野外でのキャンプや家キャンプを楽しむことができますよね。
しかし、キャンプセットに何を用意したら良いかわからない時もあるでしょう。
そのような時に、参考になりそうな情報をご紹介します。
テレビでも紹介された7つ道具
キャンプブームの昨今、人気テレビ番組でも家キャンプに必要な7つ道具が紹介されたことがあります。
紹介された7つの道具は、以下の通りです。
- カーテン付きポップアップテント
- 万能クッカー「メスティン」
- ハンモック・ソファー・ハンガーラックとして使える「3wayハンモック」
- 分厚い肉も焼ける「グリルタブレット」
- 室内がキャンプ場になるアプリ「えあキャンプ」
- 和風旨味スパイス塩「テンマク」
- 家庭用プラネタリウム「ホームスタークラシック」
家キャンプで注意すること
火の取り扱いに注意する
ランタンやバーナー、コンロなど火器の取り扱いに注意しましょう。
小さなお子様などがいる場合は、LEDランタンが安全です。
煙や火の粉に注意
風の強い日には、庭キャンプは控えましょう。
煙が迷惑になりますし、火の粉が飛ぶと火事になる危険性もあります。
集合住宅の場合は、避難はしごや蹴破り戸のそばに物を置かない
消防法により、火事など非常時のためにベランダやバルコニーに物を置いてはいけないことになっています。
ベランダやバルコニーには、落下の危険性がある物は置かない
特に集合住宅の高層階に住んでいる方はランタンなどを落とさないよう、部屋側に置くようにしましょう。
許可のないDIYはしない
賃貸住宅には、取り外しができる人工芝やウッドデッキを活用することがおすすめです。
騒音や時間に注意
楽しい家キャンプですが、深夜まで騒がしくすることはNGです。
あらかじめ家キャンプする日を、ご近所に声がけしておいても良いでしょう。
少年自然の家でもアウトドア体験ができる
手軽な家キャンプとはいえ、迷惑にならないようにさまざまな気配りが必要でしたね。
思いっきりアウトドアで羽根を伸ばしたいという方には、少年自然の家を利用してみてはいかがでしょう。
少年自然の家とは青年の家や交流の家とも言い、自然に親しみ自然の恩恵に触れる目的で全国に設立されている社会教育施設です。
自然の豊富な山や高原、湖畔などの自然環境の良い場所に設立されており、一般的なキャンプ場とはまた違った貴重な体験をすることができます。
子供から大人まで家族でも利用することができますので、興味のある方は問い合わせしてみましょう。
まとめ
自宅でもアウトドア気分が味わえる、家キャンプの魅力や楽しみ方をお伝えしました。
思い立った時にすぐにキャンプを楽しむことができる家キャンプは、キャンプの予行演習にもなりますよ。
キャンプに興味はあってもなかなか一歩が踏み出せない方にもおすすめです。
ご近所の迷惑にならないよう注意しながら、ぜひ安全に家キャンプをエンジョイしてみてくださいね。