【タープテントの重り】必要性や重りの種類、おすすめ5選

最終更新日:2022/03/30

テント 重り

タープテントは、広い範囲で日差しや雨をしのぐことができるので、大人数のキャンプに持っていると急に雨が降ってもタープの下で楽しく過ごすことができます。

構造がシンプルなので簡単に設営できますが、風の影響を受けやすく強い風が吹くと飛んでしまうことがあります。

そこで必要になるのが重りです。この記事では、タープテントの重りの必要性についてや種類、重りの重さの目安、おすすめの重りをご紹介します。

また、重りの代用品や自作するときの注意点についてもご紹介するのでぜひ参考にしてください。

タープテントの重りの必要性

ワンタッチのタープテントは骨組みを広げるだけで簡単に設営できるので、キャンプだけでなく運動会やイベントなど幅広く使われています。

ワンタッチタープテントなどの簡易テントはとても使いやすいですが、風の影響を受けやすいのがデメリットになります。また、アスファルトの上やさらさらの砂の上などでは固定できません。

タープテントが吹き飛んで人や車などにあたって事故につながることもあります。このようなことにならないように必要なのが重りです。

重りを使って飛ばないように固定することで、強い風が吹いても簡単に飛ばされることはなくなります。

安全にキャンプを楽しむためにも、タープテントを設営するなら重りを使って飛ばないように対策をしましょう。

タープテントの重りの種類

タープテントの重りはテント用ウエイトと呼ばれ、テントの支柱につけられるようになっています。

重りの種類には、水や砂を入れて使うタイプと、鉄などの金属製タイプがあります。

水や砂を入れて使うタイプは、使うときに水や砂をいれるので持ち運びが簡単ですし、重さの調節もできます。また、砂袋のようにバッグのようになったタイプだと使わない時は折りたたんで収納できるのでかさばりません。水や砂が用意できない場合は使えないので注意が必要です。

金属製タイプは水や砂を用意する必要がないので簡単に使うことができ、設営の時短になります。積み重ねて使うことができるので、がっちりと固定できます。

金属製タイプは、雨などに濡れたあとそのままにしておくと錆びてしまうことがあるので注意が必要です。

タープテント用重りの重さの目安

タープテント用に重りの購入を考えた時に、どのくらいの重さの重りを用意したらよいのかわからず迷う方も多いと思います。

しかし残念ながら、タープテント用の重りは何キロあれば安心できるというものではありません。

重りでしっかりと対策をしていても、突風など強い風が吹いたときに飛ばされたり、タープテントが壊れてしまうこともあります。

できるだけ重い重りで固定すればより安心できますが、1本の支柱に10kgを目安にするのがおすすめです。

1本に10kgの重りを用意すれば、多少の風の影響は気にせず使うことができますが、風が強い日や天候は急変し突風が吹き出したら、無理に設営はしないようにしましょう。

おすすめのタープテント用の重りランキング

タープテント用の重りはホームセンターなどの店舗や、楽天などの通販でも購入できます。

調べるといろいろな種類があるので、悩む方も多いのではないでしょうか。下記ではおすすめのタープテント用の重りをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ロゴス

ロゴスの「テントウエイトバッグ」は、ウォーターコンテナや砂などを入れて使うバッグタイプの重りです。

ベルクロテープがついているので、タープテントの脚に巻きつけて固定ができます。また、Dリングもついているので、ロープの固定もできます。

水を使う場合は、ウォーターコンテナやペットボトルを用意し水を入れて袋に入れるだけで使えます。

砂や石を使う場合は、バッグが汚れないよう袋を用意し入れることがおすすめです。

フィールドア

フィールドアの「タープテント用ウエイト」は、5kgのウエイトが4枚セットになっている人気の重りです。

U字に穴が空いているので、支柱を挟むように重ねて設置することで、脚がずれて抜ける心配が減ります。

1セット5kg×4枚の合計20kgの重りなので、1本の支柱に10kgを設置できません。2セット購入し4本の支柱に設置するのがおすすめではありますが、1セットで使う場合は1本に1つずつ使うのではなく、対角の2本の支柱に10kgを設置する使い方が推奨されています。

カインズホーム

カインズホームの「マルチウェイト10リットル」は、水を入れて使う袋タイプの重りなので、コンパクトに収納できます。

水を入れれば約10kgの重さになり、取っ手が両側についているので持ち運びも簡単です。ロープを通すフック穴がついているので使いやすいです。

ナフコ

ナフコで売られている「スタックウェイト」は水を入れて使う重りです。

水を入れれば約12kgになり、1つでも十分の重さではありますが、積み重ねて使うこともできるので、より頑丈に固定できます。

100均

ダイソーの「重し袋」は、水や砂を入れる重りです。2.0Lのペットボトルが4本入るのでペットボトルに水を入れて重しにできます。

また、砂や石を入れて使うこともできるので使い勝手が良いです。100均の魅力はなんと言っても安いことだと思います。

汚れても買い替えしやすいですし、たくさん買って使うこともでき便利です。

タープテントの重りの代用品

タープテントの重りは必ず売られている重りを使わなくてはいけないという決まりはありません。重り以外のもので代用もできます。

<よく使われる代用品>

  • コンクリートブロック
  • ポリタンク
  • ペットボトル
  • 砂袋
  • 大きな石

重ければなんでも重り代わりにすることは可能です。ロープなどを使ってしっかりとタープテントの脚にくくりつければ重りの代わりになります。

重りを自作するときの注意点

重りを自分で作る時は、タープテントを押さえるだけの重さがあるか注意する必要があります。上でもご説明しましたが、目安は1本の支柱10kgです。

重さがどのくらいあるか確認し、タープテントをしっかり押さえることができるものを選びましょう。

また、ロープなどを使ってタープテントに固定するときにしっかり固定されていないと重りの意味がありません。

結び目が緩んでいないか確認し、ほどけないようにしっかりくくりつけましょう。設営後、風を受けることで少しずつ緩んでくることもあります。設営後も適度にロープが緩んでいないかを確認しましょう。また、設営時は緩みにくく、撤収の際にほどきやすい結び方がおすすめです。

最後に、重りを自作することも可能ですが心配な場合はレンタルすることもおすすめです。レンタルならいろいろなタイプを試すこともできます。

レンタルならペグが使えず固定できない必要な時だけ使えるので収納の場所を取らず便利です。

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