クーラーボックスで鮮度維持!釣りをするときの正しい使い方

釣りで魚を持ち帰るのに重宝するのが、クーラーボックスですね。

そして、クーラーボックスを使って、新鮮な魚を食べられるのも釣りの醍醐味です。

そんなクーラーボックスですが、使い方を誤るとせっかく釣った魚も魚屋さんやスーパーなどで売っている魚より鮮度が落ちてしまうこともあります。

また、夏のような暑い時期の場合、持ち帰った頃には異臭を放ち、食べられない状態になってしまうこともあります。

そこで今回は、クーラーボックスで釣った魚を鮮度を保ちながら持ち帰る方法をご紹介します。

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釣りで魚の鮮度を保つためにクーラーボックス以外に用意したいもの

皆さんが釣りで魚を持ち帰るために用意するクーラーボックスですが、保冷の為に氷や保冷剤などを入れる方が多いと思います。

しかし、しっかり氷や保冷剤を入れても、魚の鮮度が落ちてしまう場合があります。

この魚の鮮度が落ちてしまう原因のひとつとして、釣った魚がしっかりと冷却しきれていないことが考えられます。

特に夏場は氷や保冷剤を入れても、クーラーボックス内の温度は高い場合が多いのです。

では、まずクーラーボックス以外に用意した方がいいものから、ご紹介していきましょう。

【クーラーボックス以外に用意したいもの】

・海水氷(クーラーボックスのいっぱいになる程度の量)

・ジップロック

・蓋付きの発泡スチロール(クーラーボックス半分程度の大きさ)

・先の尖ったハサミ

ここで注目するのは、氷や保冷剤を使わずに使用する「海水氷」です。

これを使用する理由は、保冷時間(溶けにくさ)にあります。

使用環境にもよりますが、通常の氷と比べ1.5倍程度は長持ちします。

まずは、海水氷の効果や作り方をご紹介していきます。

それ以外の持ち物の使い方は後述、ご説明します。

クーラーボックスに入れたい「海水氷」の作り方

海水氷の作り方は、非常に簡単です。

海水を冷凍庫で凍らせれば完成です。

しかし、近くに海がない場合や、近くても工場が多く汚染が心配といった方も中にはいるでしょう。

そんな方に向けた、簡単に作る方法をご紹介します。

【用意するもの】

・水 クーラーボックスの同量
・塩 水1Lに対して30g
・鍋
・100円ショップなどで売っているタッパー
(水を全て入れることができる個数分)

作り方としては、まずは水を入れた鍋を火にかけて、水を沸騰させます。

全ての水が入りきらない場合は何回かに分けてください。

水が沸騰したら塩を入れて溶かします。

そして、できた塩水をタッパーに移し、常温になるまで冷まします。

なお、熱い状態でタッパーに蓋は絶対にしないでください。

塩水が冷めにくくなるだけでなく、ほとんどのタッパーの蓋は耐熱温度が低いため、熱で変形してしまう場合があります。

詳しくはタッパーの裏側などに書いてある、使い方や耐熱温度を必ず確認してください。

そして、塩水が常温になったら蓋をして、冷凍庫で凍らせます。

ちなみに、海水氷は溶けにくい=凍りにくいため、釣りに行く前々日以前に作っておくことをおすすめします。
完全に凍ったら完成です。

釣りで海水氷を使う理由

釣りで海水氷を使う理由のひとつは、前述でもご説明した通りその溶けにくさにあります。

また、氷よりも海水氷の方が、溶けるときにその周囲から熱を多く奪います。

そのため、海水氷を利用した使い方は、クーラーボックス内にある魚をより冷やすことができます。

そして、海水氷を使う、もうひとつの理由として、溶けても水にならないという点があります。

なぜ、水にならないほうがいいのでしょうか?

その理由は、浸透圧と関係があります。

魚を水につけた場合、魚の体内へ水分がどんどん浸透していきます。

これは、お風呂上りに指がふやけるのと同じ原理です。

水分を多く含んだ魚は食感が悪く、刺身としてはとても美味しく食べれる状態ではなくなってしまいます。

さらに、焼いたとしても、ドリップとして旨味が出て行くため、美味しくなくなってしまいます。

また、魚の体内に水分が多ければ多いほど、腐敗も早くなります。

では反対に、海水氷を使用した場合はというと、水の逆で魚の体内から水分が失われていきます。

そのため、魚の身が締まり、食感がよくなるだけでなく、旨味も濃くなります。

また、魚体内の水分量が減るため、腐敗もしにくくなるのです。

海水氷以外に必要な持ち物!その使い方とは

続いて、海水氷以外に持って行く持ち物について詳しくご説明をしていきます。

最初でもお伝えしたとおり、ジップロックをひとつの持ち物として挙げましたが、これは釣り場から家などへ魚を持ち帰る際に便利であるからです。

海水氷に入れたままでは、やはり魚が傷んでしまうため、十分に冷えた魚はジップロックへ入れます。

その際は、極力空気を抜いてから密封する使い方をすることで、より鮮度を保つことができます。

用意する枚数や大きさは、自分の釣ろうとしている魚のサイズや、量に応じて調整してください。

ただし、足りないよりは多い方がいいので、多めに持って行くことをおすすめします。

魚以外にも濡れてしまったタオルや、サビキ釣りの場合は、餌を入れるのにも便利です。

続いて、蓋つきの発泡スチロールですが、これは持ち帰るための海水氷をキープするために使います。

釣り場へ持って行く海水氷は、クーラーボックスの容量に対して半分程度です。

残りの半分は、持ち帰る際の使用する分として、キープしておきましょう。

なお、夏場の車内などでキープする場合は、発泡スチロールのみでは溶けてしまうことがあります。

そのときは、海水氷を保冷袋などに入れてから、発泡スチロールに入れると溶けにくくなります。

最後になりますが、先の尖ったハサミは、魚の鮮度をさらに保った状態で持ち帰りたいときに重宝します。

アジやサバなどの青魚は、エラや内臓が付いたままだと、しっかりと冷やしていても急激に劣化することがあります。

そのため、先の尖ったハサミを使って内蔵やエラを取り除くことで、より確実に鮮度を保つことができます。

いざ釣り場へ!クーラーボックスの準備と使い方

ここでは、実際に釣りをする場合の、クーラーボックスの使い方についてご紹介していきましょう。

釣り場に着いたら、まずはクーラーボックスの容量半分ぐらいまでを海水氷で満たしておきます。

先ほどもお話したように、残りの半分は持ち帰るようにキープします。

海水氷の入ったクーラーボックスに、さらに容量の6~7割程度まで満たされるよう海水を入れます。

海水を入れることで、海水氷のみよりも、魚を急速に冷やすことができるようになります。

クーラーボックスの準備が整ったら、釣りの開始です。

魚が釣れたら、生きたまますぐにクーラーボックスに入れてください。

これを「氷締め」といいます。

魚の鮮度を保つためには、まず魚が釣れてから死ぬまでの時間を極力短くする必要があります。

この「氷締め」は、魚の体温を急速に奪うことで即死させる方法です。

そして、魚を入れるときに開けたクーラーボックスは、すぐに閉じてください。

開けている時間が長いと、その分冷気も逃げてしまいます。

また、釣りの途中で何匹釣れたか見たくなりますが、開けて数えるのは控えましょう。

最後、帰る準備をするまでのお楽しみとしてとっておいてください。

釣りが終わったら、まずは魚を取り出し、ジップロックで密封します。

そして、クーラーボックスに入っている海水と、残った海水氷を捨てます。

空になったクーラーボックスにキープしておいた海水氷を半分入れます。

海水氷の上にジップロックで密封した魚を入れ、残り半分の海水氷を入れます。

釣れた魚を海水氷でサンドするイメージです。

こうすることで、確実に冷えた状態を保つことができます。

【釣り上級編】先の尖ったハサミの使い方

前述でご説明した通り、アジやサバ、イワシなど青魚といわれる種類の魚はアシが早く、「氷締め」をしっかりとしていたとしても、食べる頃には傷んでいることがあります。

青魚のアシが早い原因は、その魚の持つ血液と消化酵素にあります。

これは魚全般にいえることなのですが、魚の臭みは血液にあります。

血液は死後の変性が早く、時間と共に魚特有の臭いが強くなります。

そのため、鮮度を維持するためには、血抜きをする必要があるのです。

また、青魚は他の魚と比べ消化酵素の働きがとても強く、死後自分の体までも分解していきます。

しっかりと冷やして持ち帰ったのにも関わらず、内蔵周辺の肉が溶けているようになってしまうのは、この消化酵素が原因です。

さらに、サビキ釣りで釣った青魚は、寄せ餌を大量に食べていることが多く、その餌の臭いが移ることも多くあります。

ですので、その痛みの原因である血液と内臓をしっかりと取り除くことが重要となります。

そこで、鮮度を保つために簡単なハサミの使い方と手順をご紹介します。

まず、バケツに海水を汲んでおきます。

魚が釣れたら、魚の肛門にハサミ先端を刺して、口まで腹を切開していきます。

切開した腹に指を入れ、内臓とエラを取り除きます。

最後に、腹骨と背骨の繋ぎ目に血合いがあるので指でこすりながら、汲んでおいた海水の中で洗います。

洗った魚は、そのままクーラーボックスに入れます。

この方法で、青魚も新鮮な状態で持ち帰ることができます。

なお、この処理で出た内臓とエラは海に捨てることで、血の臭いに反応してより魚が集まってきます。

そして、この内臓は異臭の原因になるので、防波堤などには絶対に捨てないようにしましょう。

クーラーボックスを上手に使って新鮮な状態で釣れた魚を持ち帰ろう

釣りの楽しみはやっぱり釣れた魚を食べることです。

自分が釣った魚だからこそ、より美味しく感じます。

だからこそ、魚を新鮮なまま持ち帰りたいですね。

クーラーボックスを正しく使って、釣りをより楽しいものにしましょう。

尚、クーラーボックスは重曹で洗った後、天日干しをすることで臭いの除去ができます。

次回もすぐに使えるよう、メンテナンスはしっかりとしてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。