調理・収納が楽になる焚き火ハンガーの魅力とおすすめメーカー

最終更新日:2023/09/02

調理・収納が楽になる焚き火ハンガーの魅力とおすすめメーカー

多くのキャンパーを魅了する焚き火は、現在のキャンプシーンにおいてかかせないものです。その焚き火には焚き火台など他のアイテムを使うことで簡単に楽しむことができますが、今回は多くのアイテムの中でも調理やキャンプギアの収納に便利な焚き火台に注目し、その魅力や使い方、おすすめのメーカーなどをまとめてみました。簡単に手作りができる焚き火ハンガーの作り方についてもご紹介しますので、ぜひ1度ご覧ください。

焚き火ハンガーでできること

「焚き火スト」このような言葉があるのをご存知でしょうか?焚き火ストとは焚き火の知識が豊富でとにかく焚き火が好きな方のことを指していて、それほど昨今のキャンプでは焚き火が好きな方がとても増えています。

焚き火は見ているだけで癒やされたり、調理もできる万能選手ですが、その焚き火をアシストしてくれるアイテムとして「焚き火ハンガー」が現在注目を浴びています。

焚き火ハンガーとは、大きく分けると二通りの使い方ができます。
まず一つめはトライポッドのようにダッチオーブンややかんを吊るしながら調理ができる。そして二つ目はキッチンスツールや網、シエラカップなど調理に使うツールをかけておけるラックとしての役割もあります。

焚き火ハンガーは基本的にシンプルな作りで、一本の支柱にアームを取り付けて使うパイルタイプと、ブランコのような形状のブリッジタイプに分類され、どちらを使うかは、キャンプスタイルやお好みよって選ぶと良いでしょう。
その無骨なフォルムは究極にシンプルに使うことでかっこよく、または吊り下げるツールによってはおしゃれに演出できます。

焚き火ハンガーの基本的な使い方

先ほども触れましたが、焚き火ハンバーにはパイルタイプとブリッジタイプの2種類があり、使い方はどちらも同じです。基本的には鉄筋などでできたパーツを地面に刺してたり固定をして使います。
パイルタイプの場合はアームに直接ツールを吊り下げて使い、ブリッジタイプはフックなどを取り付けていろいろなものを吊るせます。
焚き火ハンガーはメーカーによって異なりますが、一般的にパーツが全て取り外せ、コンパクトな収納が可能です。

焚き火ハンガーにあると便利なアイテム

焚き火ハンガーはそのまま使うこともできますが、ちょっとしたアイテムをプラスするともって便利になります。

  • S字フック

付属品として標準装備されている場合もありますが、足りない場合は買い足しておくと便利です。

  • グリル・ロストルハンガー

小さな鍋を使うときに便利なグリルやロストルハンガーは、ソロキャンプなどで活躍します。

焚き火ハンガーのおすすめメーカー

それでは多くのキャンパーや焚き火ストに人気のおすすめの焚き火ハンガーをタイプ別にご紹介します。

焚き火ハンガーならパイルタイプ

キャンプマニア:「FIRE HANGER(ファイヤーハンガー)」

究極にシンプルなデザインで、電着塗装が施された焚き火ハンガーです。ベースとなるポールのどの箇所にもハンガーが取り付けられ、市販のトライポッドケースにも収まるほどのコンパクトなサイズが人気です。
人数や使い道によって選べるS/M/Lの3サイズ展開です。

ペトロマックス:「ファイヤーアンカーfa1]

高さの調節が自由自在で、パーコレーターやダッチオーブンをを吊り下げることのできる頼もしい焚き火ハンガーで、グリルがセットになっているので、料理の幅が広がります。

ナチュラム:「Multi Hanger(2pcsSet)」

焚き火が好きなキャンプバイヤーの想いで作られた、まさに焚き火をするために生まれてきた焚き火ハンガーです。マルチと名の通り、ランタンスタンドなどにも使える優れものです。

使い方の幅が広がるブリッジタイプ

尾上製作所:「マルチハンガー」

4本の支柱を地面に固定して使うタイプの焚き火ハンガーです。
アングルパイル(支柱)の使う本数を変えるだけでパイルタイプにも変更が可能で、その日のキャンプスタイルによって使い方をマルチに変えられるところが人気です。

アイアンクラフト:「ITADAKI」

SNSをきっかけに注目を浴びたアイアンクラフトの焚き火ハンガーは、とにかく見た目がかっこいいと人気です。鍋を吊り下げるツールやフックがセットになっていて、風に強い重さがあります。別売りのITADAKI専用のケースを使うことで持ち運びに便利です。

ロゴス:「TAKIBI A型ツールラック」

軽量なアルミ製の焚き火ハンガーです。4本のS字フックと収納袋がセットされているので、ソロキャンプや荷物をコンパクトにしたい方におすすめです。
焚き火のほかに、こまごまとしたキャンプギア用のラックとしても活躍します。

SomAbito(ソマビト):「焚き火パラレールハンガー」

ガレージブランドが手掛けたシンプルながらも個性の光る焚き火ハンガーです。上部が2本のレールになっているので、小さな鍋やスキレットの一時置き場としても使用できます。

こだわりの焚き火ハンガーを使うなら

焚き火ハンガーをインターネットサイトでお探しの方なら1度は目にしたことがある「イギリス製」の焚き火ハンガー。世界中の冒険家やブッシュクラフターの愛用している一品で、イギリスのエセッックス州の鉄工所でひとつひとつ手作りされた焚き火ハンガーとして人気があります。個性的で他の人と差をつけたい方は、このようなこだわりの焚き火ハンガーはいかがでしょうか。

焚き火に似合うランタンハンガー

焚き火の他に照明としてランタンを使われる方は多いですが、焚き火ハンガーと同様に、ランタンにもこだわりのハンガーを使ってみませんか?
焚き火の横に置くだけで究極にかっこよくなるといわれている「山賊山(sanzoku mountain)」のランタンハンガーは「心地いいキャンプをそして心地よく焚火を」をコンセプトに置いた、無骨で男前なデザインが人気を集めています。
焚き火ハンガーとともにランタンハンガーもキャンプの雰囲気を盛り上げるアイテムとして取り入れてみるのもおすすめです。

自作焚き火ハンガーで楽しむ

焚き火ハンガーはメーカーによって安いものや、コスパの良いタイプなどたくさんありますが、ホームセンターや100均商品を組み合わせることで、加工の難しい鉄筋などを使わなくても簡単に手作り焚き火ハンガーは作れます。
【材料】

  • ロープ止め 丸型 2本
  • 鉄製異型丸棒 1本

【作り方)

  1. 焚き火の大きさに合わせてロープ止めを打ち込みます
  2. ロープ止めの輪に丸棒を入れて完成です

ロープ止めや丸棒の長さは、焚き火台の高さに合わせたサイズをそろえましょう。また、丸棒の代わりにホームセンターなどで販売されているアイアンハンガーなどを代用する方法もおすすめです。鍋やツールを吊るすためのフックは、100均大手ダイソーの焚き火ハンガー用フックや、S字フックなどを使うとさらに安く自作できます。

手作り焚き火ハンガーの注意点

手作りの焚き火ハンガーは自由にカスタマイズができるのでとても便利ですが、メーカーの製作した焚き火ハンガーとは違い、耐熱性が低く、安定した固定が難しい場合もあります。キャンプ場で手作り焚き火ハンガーを使う時は、ロープ止めや丸棒に耐熱塗料を施す、そして支柱となるロープ止めはしっかりとハンマーで打ち込んで固定をしましょう。

焚き火ハンガーが購入できる場所

焚き火ハンガーは、アウトドアショップや、カインズなどのホームセンターなどで購入ができます。ただし、多くの焚き火ハンガーはアイアン製の重たいタイプが多いため、持ち運びが大変な方はAmazonや楽天などのショッピングサイトを利用する、もしくはアウトドアメーカーのオンラインショップなどを利用すると良いでしょう。

ユニークな購入方法

焚き火ハンガーの購入はふるさと納税でもできることをご存知ですか?
ふるさと納税は生まれた故郷を応援する目的で始められた制度で、自治体によって、納税に対する返礼品が違います。
最近ではさまざまなサイトでふるさと納税ができます。その中でもアウトドアやキャンプが好きな方の注目を浴びているのが焚き火台や焚き火ハンガーのセットです。さきほどご紹介したアイアンクラフトのITADAKIなどアウトドアメーカーの焚き火ハンガーの他、アウトドアガレージブランドの焚き火セットなどこだわりのギアがふるさと納税で手に入る可能性があります。ふるさと納税に興味がある方はこのような制度を利用してみるのはいかがでしょうか。

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