キャンプテーブルで失敗しない!高さ調整可能なおすすめ商品特集

最終更新日:2021/12/11

キャンプの必須アイテムのひとつであるアウトドアテーブル。

最近では、これまで主流だったハイスタイルだけでなく、子供でも使いやすいローテーブルやローチェアを使った「ロースタイルキャンプ」が人気です。

ここではキャンプの2つのスタイルをはじめ、それぞれの魅力やテーブルの選び方、高さ調整可能なおすすめのキャンプテーブルについてご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

そもそもキャンプには2つのスタイルがある

年々人気が高まっているキャンプには、実は2つのスタイルがあることをご存じですか?

食事を楽しむのはもちろん、野菜を切ったり、料理の下ごしらえをしたりなど調理台としても使用するアウトドアテーブルですが、高さの違いによって最近人気のロースタイルと、これまで主流だったハイスタイルに分けられます。

まずは、それぞれのスタイルについてご紹介します。

ロースタイル

背の低いローチェアを合わせたり、マットの上に直接座って使うことができるのがロースタイルは、マット上で使うなら高さ30㎝、ローチェアと合わせるなら40㎝のテーブルがおすすめです。

ロースタイルの最大の魅力は、テーブルの高さが低いため空間を広く感じることができること、また足を伸ばしてリラックスして過ごせること。

またハイスタイルのイスでは、小さなお子さんにとっては高すぎて座っているだけでも少し心配だったという方もいませんか?
ロースタイルなら、子どもたちがイスを使わずに立ったり座ったりと自由に動くことができるので子どもにとっても負担が少なく安心ですよね。

ちなみに高さ50cm~60㎝台はミドルスタイルと呼ばれ、50㎝ならローチェアに座った際の大人の膝の高さと同じくらいで、こちらものんびりとリラックスできそうなスタイルです。

ハイスタイル

テーブルの高さ70cm前後が、これまで一般的だった「ハイスタイル」です。イスと合わせて食事がしやすく、調理などの作業にも適しています。

小さなお子さんにとっては、テーブルの上に手が届かないので、食材や調理器具などの危険なものを触らせないという点では便利です。

我が家でもこちらのサイズをメインで使用していますが、子どもが小さいころにはウエスト部分に落下防止用のベルトがついた、幼児用のキャンプ用ハイチェアを使用していました。小さなお子さんがいらっしゃる場合には、アウトドアメーカーから販売されている専用のハイチェアがあったほうが安心かもしれません。

高さ80㎝のハイテーブルなら男性が調理台として使う場合にもちょうど良い高さで、ウォータージャグを設置したり、ドリンクバーカウンターなどとして利用するのも◎。

先述した通り高さ60㎝はミドルスタイルで、こちらはローチェアに座った際の大人の膝の高さより少し上くらいの高さとなります。

高さ調節ができるキャンプテーブルの魅力

キャンプテーブルを初めて購入するなら、高さ調整ができるものがおすすめです。

脚を外すことなどでロー、ミドル、ハイテーブルとスタイルを変更できるものもあり、ホームセンターなどでよく見かける高さ70㎝と40㎝の2段階に切り替えられるものは、一家にひとつあると便利です。

キャンプスタイルに合わせて調節できる

高さ調整可能なキャンプテーブルがあれば、その時々のキャンプスタイルに合わせてテーブルの高さを変えることができます。

また大人数で出かける際にはそれぞれにテーブルを持ち寄り、大人たちはハイスタイルをメインに、子どもたちはローテーブルをメインに食事をしたり遊んだりと、スタイルをミックスするのもおすすめです。

子どもの目線に合わせられる

先ほども書いた通り、ロースタイルの魅力のひとつはテーブルの高さが低いため空間を広く感じることができることにあります。

子どもと目線の位置が近くなるので、大人も安心して子どもを見守ることができますし、子どもも大人と目線が近いことでリラックスして過ごすことができるでしょう。

子どもたちが遊ぶ低い位置に危険なものがないかもよくチェックできますよ。

用途に応じて調節できる

高さ調整できる焚き火テーブルも人気です。焚き火テーブルには2種類あり、熱に強くバーナーや熱々のダッジオーブンをそのまま置いて使える調理台タイプと、焚き火を囲む囲炉裏タイプがあります。

調理台タイプなら高さ調整が可能なものが多いので、スタイルに合わせて使うことができます。

一方、テーブル中央の焚き火をみんなで囲むことができる囲炉裏タイプの焚き火用テーブルは、熱に強く強度の高いメッシュテーブルが多く高さ調整できない場合も多いので購入前にしっかり確認してください。

また囲炉裏タイプの焚き火テーブルは、焚き火台よりひと回り大きいサイズと、焚き火台と合わせて高さを選ぶことがポイントです。

多くの焚き火台の高さは25~35㎝程度ですので、この高さに合わせて選びましょう。先述した通り、囲炉裏タイプのテーブルは高さ調整できない場合も多いので購入前にしっかり確認してください。

その他キャンプテーブル選びで押さえたいポイント

キャンプテーブルにはさまざまなサイズや種類、素材のものがあり、重さやコンパクトさに大きな差があります。

当然、キャンプでは荷物はできるだけ軽くコンパクトにしたいものですが、自分のキャンプスタイルに合った使い勝手の良いものを選ぶことがとても大切です。

ここでは、キャンプテーブルの選び方の基本ポイントについて見ていきましょう。

サイズ

キャンプテーブルを選ぶなら、人数に合わせたサイズを選びが大切です。
こちらは人数別の天板サイズの目安ですので、ぜひ参考にしてください。

  • 1人…幅30~60cm
  • 2人…幅70~90cm
  • 4人…幅120~140cm
  • 6人…幅140~170cm

このほか、気軽に取り出して使えるサブテーブルがあるととても便利です。

素材

キャンプテーブルには、軽量なアルミ製や丈夫なステンレス製、五徳としても使えるアイアン製メッシュ、ナチュラルでおしゃれなウッド素材、軽くてコンパクトに折りたたむことができる布製など、さまざまな素材があります。

初心者の方には、軽量でコスパも良く、初心者にも扱いやすいアルミ製のテーブルがおすすめです。お手入れも簡単で高さ40㎝と70㎝に調整可能なものも多く、ロースタイル・ハイスタイル両方を楽しむことができるので、ひとつは持っているべきアイテムと言えます。

収納・展開

先ほど紹介した高さ調整可能なタイプのアルミ素材のテーブルなら、折りたたみ式の天板に脚を収納することができて便利です。

コンパクトサイズのローテーブルなら、天板はそのままですが脚を開くだけで設置に面倒な手間がかからず、取り出してすぐに展開できる簡単さが魅力です。

高さ調節可能なおすすめのキャンプテーブル

ここでは、大人気アウトドアブランドの高さ調整可能なおすすめのキャンプテーブルについて簡単にご紹介します。

多くの人に愛用されているブランドのアイテムは、コスパが高く使いやすいので、テーブル選びの参考にしてください。

スノーピーク

日本の新潟県三条市に本社を置くアウトドアブランド「snow peak(スノーピーク)」は、洗練されたデザインが印象的です。

テーブルは折りたたみ式の天板を開くだけて脚が出てくるワンアクションタイプが人気ですが、「アジャスタブルF.テーブル」のように天板と脚が取り外せるタイプのものなら、脚の高さをアジャスターで調整することができます。

コールマン

丈夫で使い勝手の良いアウトドアアイテムをお手頃価格で買うことができる「Coleman(コールマン)」の「コンフォートマスター バタフライテーブル」なら、ハイ(70㎝)、ロー(44㎝)にプラスしてミドル(60㎝)の3段階に高さ調整可能!
幅広く活躍すること間違いありません。

ロゴス

メイプルリーフが描かれたロゴが印象的な日本のアウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」。おすすめの「オートレッグテーブル」は43.5cmと67cmの2段階に高さ調整が可能です。

おしゃれなデザインとフレームを開くだけで簡単に脚部分を展開でき、折りたたみ式の天板でコンパクトに収納可能なのも◎。

モンベル

「mont-bell(モンベル)」はカラフルで機能的なアウトドアウエアや、バックパックが大人気の日本生まれのアウトドアブランドです。

安定性に優れた「マルチフォールディングテーブル ワイド」は、高さがハイ(67cm)、ミドル(54cm)、ロー(39cm)の3段階に調整できるのが特徴です。コンパクトに折りたためるのも嬉しいです。

まとめ

この記事を読んで、キャンプには2つのスタイルがあることがお分かりいただけたと思います。
繰り返しになりますが、ロースタイルは空間を広く感じることができること、小さなお子さんが一緒でも目線を合わせて安心してくつろぐことができるのが魅力で、実際に一度体験することでまた新たな発見があるかもしれません。

そのため、シーンに合わせてハイでもローでも使える高さ調整可能なキャンプテーブルがひとつあるととても便利です。年々人気が高まり続けるキャンプを、それぞれのスタイルで楽しむためのヒントになれば幸いです。

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