初心者必見【焚き火のやり方】薪の組み方のコツや必要な道具

最終更新日:2024/05/05

初心者必見【焚き火のやり方】薪の組み方のコツや必要な道具

キャンプの際に炭を起こしてバーベキューをすることはあるけれど、焚き火はしたことがないという方は実は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
キャンプ場で焚き火をするには必要な道具もありますし、薪の組み方など焚き火のやり方には押さえておくべきコツがあります。
そこでこの記事では初心者向けに、焚き火のやり方や薪の組み方、おすすめの焚き火台などをご紹介します。

キャンプでの焚き火の魅力

ベテランキャンパーの中には、「キャンプの最大のお楽しみのひとつは焚き火」という方も少なくありません。焚き火は見ているだけでもなぜだか心が落ち着いたり癒されたりするもの。そのためソロキャンプで焚き火を楽しむ方はとても多いですし、ファミリーキャンプや仲間とのキャンプでも一緒に焚き火を眺めて同じ時間を過ごしているだけでも心が通い合えそうな気がします。

しかしいざ焚き火に挑戦しようと思っても初心者の方にとっては何から用意したらいいのか、やり方もわからないことが多いですよね。
まずは必要な道具から見ていきましょう。

焚き火をするために必要な道具

焚き火はやり方を間違うと、火傷をしたり最悪の場合火災を起こすなどの危険もあるため、正しい知識と道具の準備が必要です。

キャンプ場では直火を禁止しているとことがほとんどです。
そのため必要な道具の基本は以下になります。

  • 焚き火台
  • 薪用のトング
  • 耐熱グローブ
  • 着火剤

この他、焚き火の熱から芝生などを守ってくれる焚き火台シートがあればさらに安心です。

初心者にも簡単な焚き火のやり方・方法

  1. まずはテントやタープなどから1~2m以上離れた平らな場所に焚き火台を設置します。
    周囲の木や落ち葉からもしっかりと距離を取りましょう。
  2. いよいよ火おこしですが、火の付け方の基本は小さな炎から大きな炎へと徐々に育てていくこと。薪の組み方は下で紹介しますが、最初は着火剤に火をつけ、そこから細い薪、太い薪へと炎を広げていきます。着火剤に火を付ける際にはグローブの着用をお忘れなく。また着火してすぐは火吹きせず、細い薪が燃え始めたら火吹き棒などを使って中央に空気を送ります。
  3. 太い薪が燃え始めると炎が安定してくるので、薪が少なくなってきたら新しい薪を足しましょう。あまりたくさん追加しすぎると火が消えてしまうので注意してください。

火おこしの手順は以上です。料理をするなら火が落ち着くのを待ってから行いましょう。

焚き火の薪の組み方

焚き火の薪の組み方のポイントは一番下から着火剤、小枝、細めの木、太めの木の順番で組んでいきましょう。また着火材や薪は間を詰めすぎず、空気の通り道を作るように意識してください。
以下で焚き火を楽しむおすすめの薪の組み方を3種類ご紹介します。

  • 井桁型
    縦横2本ずつ「井」の字のように交互に薪を置いていく井桁型は組み方が簡単で初心者にもおすすめです。キャンプファイヤーにもよく利用されるほど火力が強く炎も迫力満点。暖を取るのにも最適です。
  • ティピ型
    ティピ型は中央に燃えやすい小枝や木の皮などを山状に置き、その山に低く立てかけるように薪を放射線状に並べていきます。最初から太い薪をのせてしまわず、徐々に太めの薪を足していくという方法も初心者の方にはおすすめです。
    炎は小さめで長時間燃え続けるのでゆったりとした時間を過ごしたいときにおすすめです。
  • 並列型
    並列型は、枕木の上に並列または放射状に薪を重ねていく組み方で、火力をコントロールしやすく料理にも向いています。
    着火も容易で火力をアップさせたいときは薪を上に足すだけと簡単です。

焚き火は薪の組み方によって炎の上がり方が変わります。最も重要なのはお持ちの焚き火台の上で薪を安定して置くことができることです。焚き火台の底サイズによっては、難しい組み方もあるので、焚き火台と薪のサイズによって臨機応変に組み方を変えるなど工夫が必要です。

手軽に焚き火を楽しめるおすすめの焚き火台4選

焚き火台は、安全に焚き火を行うためだけでなく芝生などを傷つけることなく焚き火を楽しむために必要なものです。
ここではベテランキャンパーたちが愛用しているおすすめの焚き火台をご紹介します。

  • 「ロゴス(LOGOS)」の「LOGOS the ピラミッドTAKIBI M」はオプションパーツでカスタムもでき、ゴトク付きで料理も楽しめる本格たき火台です。灰受け皿も付いているので直火禁止のキャンプ場でも、安心して本格的な焚き火を楽しめます。
    サイズ:(約)36×35×22cm
    総重量:(約)2.2kg
  • 「スノーピーク」の「焚火台」はS(1-2人用)、M(2-3人用)、L(3-4人用)、LLの4サイズ展開されており収納時のコンパクトさが魅力です。
  • 「コールマン」の「焚火台 ファイアーディスク」は個性的なデザインが特徴的。初心者でも簡単に焚き火ができることに特化したオールインワンモデルです。
    サイズ:使用時約直径45×高さ23cm、収納時約直径46×高さ8.5cm
    重量:約1.6kg
  • 「ユニフレーム」の「ファイアグリル 683040」はファミリーキャンプにちょうど良いサイズで価格も手頃です。薪だけでなく炭を使ったバーベキューもできるのが嬉しいです。
    サイズ:使用時:43×43×(網高)33cm、収納時:37.5×37.5×7cm
    重量:約2.7kg

この記事で焚き火のやり方のコツがお分かりいただけたでしょうか。焚き火に挑戦するならマナーをきちんと守って、安全に楽しく焚き火を楽しみましょう。

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