人目につくおしゃれなデザインと、シンプルな構造が人気のワンポールテント。キャンプブームもあり、各アウトドアメーカーからさまざまなモデルが販売されています。
この記事では、ワンポールテントのメリット・デメリットを解説した上で、おすすめの製品やワンポールテント用のテーブルなどをご紹介します。ワンポールテントの購入を検討されている方のお役に立てば幸いです。
ワンポールテントとは
ワンポールテントとは、モノポールテントとも呼ばれ、1本のポールで立ち上げるシンプルな構造のテントのことです。
キャンプ場でひときわ目を引く、尖った三角形の屋根が特徴で、そのシンプルな構造が人気です。
ワンポールテントのメリット・デメリット
ワンポールテントのメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット
- シンプルな構造のため、設営が簡単
- デザインがスタイリッシュ
- ストーブの煙突用開口がついているモデルもあり、冬でも暖かく過ごせる
- 中央部分の天井が高いため、開放感がある
- テントによっては、立ったまま着替えができる
- コットン・ポリエステル・ポリコットンなどの生地が使用されており、さまざまなテイストに対応
- 丸い空間で非日常気分を味わえる
デメリット
- 雨が入り込みやすいため、雨漏りが気になる場合はタープとの連結が必要
- モデルによってはテント内の隅が低い
- 自立しないものが多いので、ペグでの固定が必要
- メーカー推奨の定員よりも、1~2人ほど余裕を持った定員数のテントでないと圧迫感がある
ワンポールテントに適したおすすめテーブル
中央部分が高く、テントの室内の隅が低いワンポールテントには、その特徴的なデザインにぴったりのテーブルがあるのをご存じでしょうか。
ワンポールテントに合う、おすすめのテーブルを一つご紹介します。
キャプテンスタッグ:ヘキサセンターテーブル
ヘキサテーブルとは、台形の天板のテーブルを組み合わせた六角形のテーブルのことです。組み立て式なので、自由に形をレイアウトすることができます。
キャプテンスタッグの六角形のヘキサテーブルは、中央に穴があいており、そこにセンターポールを入れてテント内に設置することが可能です。脚部分もオール木材でできた、おしゃれなテーブルで、置くだけで室内に特別な雰囲気が生まれます。
センターポールを囲むようにテーブルを組み立てると、小人数での団らんは座って楽しむことができます。
ヘキサテーブルは自作も可能
ヘキサテーブルは近年人気が高まっており、すぐに売り切れるメーカーもあるようです。ご自分で好みのものを用意したい場合は、市販のDIYキャンプキットがおすすめです。キットには天板6枚と脚、金具など必要な部品がすべてセットになっているので、簡単に人気のヘキサテーブルを自作することができます。
おしゃれで扱いやすい人気のワンポールテント
各メーカーがさまざまなワンポールテントを販売しています。口コミやレビューで人気の高い製品を、一例ですがご紹介します。
DOD(ディーオーディー):ワンポールテントS
ペグダウンし、中心に1本ポールを立てるだけで完成する、シンプルなワンポールテントです。少人数でのキャンプに適した2〜3人用サイズです。コンパクトに収納できるので、車載や持ち運びに便利です。
【組立サイズ】 W320×D270×H170cm
【重量】 3.1kg
ノースイーグル:ワンポールテントBIG500
ノースイーグルのワンポールテントの中で最も大きいタイプで、6人〜8人までの使用が可能です。張り方にコツがいりますが、1人で設営することができます。広々としているので、ワンポールテントの中でもコットを複数置いても余裕を感じるでしょう。
【組立サイズ】 540×540×330cm
【重量】 13.4kg
フィールドア:ワンポールテント500
定員目安8人の、ファミリーにおすすめの大型ワンポールテントです。ペグダウンしてポールを立てるだけで設営が完了。スカートが付いているので、風が入らず、虫の侵入を防ぐことができます。コンパクトに収納できるキャリーバッグも付いているのが嬉しいですね。
【組立サイズ】 500x500x280cm
【重量】 10.5 Kg
ONETIGRIS:ポリコットンTC ワンポールテント
2〜4人用の、丈夫なポリコットン混紡生地でできたワンポールテントです。ポリエステルとコットンを混紡したハイブリッド生地なので、遮光性・難燃性・耐久性などに優れています。
【組立サイズ】 直径 360cm 高さ205cm
【重量】 7.64 Kg
オガワテント ワンポールピルツ19
10人用の大型ワンポールテントです。ボトム部分が立ち上がっているので、通気性と風抜けが良くなっています。
【梱包サイズ】 99×34.2×32.6cm
【重量】 21 Kg
ネイチャーハイク:ワンポールテント
定員12人の大型ワンポールテントです。ポリエステルとコットンを混紡した通気性のある生地で作られたスタイリッシュなスパイアテントです。壁をロールアップすれば涼しい風が吹き抜けて暑い夏でも快適です。
【組立サイズ】 414x414x280cm
【重量】 16.6kg
クイックキャンプ :TCワンポールテント
遮光性と通気性が高いポリコットン(TC)生地を使用した、4〜5人用の六角形のワンポールテントです。前後に大型ドアがついているため、風通しが良く、440cmの幅があるので、ファミリーでもゆったり快適に過ごすことができます。
【組立サイズ】 幅440cm×奥行380cm×高さ290cm
【重量】 13.7kg
ローベンス:クロンダイク6人用
ローベンスでは、スタイリッシュなデザインと快適性を兼ね備えたモデル、クロンダイクが人気です。火に強いポリコットン製の上、煙突ポートが装備されているので薪ストーブを楽しむこともできます。土間付きでブーツなどを置くことができ便利です。
【組立サイズ】 390x370x高さ270cm
【収納サイズ】 89x27cm
【重量】 16.1kg
Preself:ワンポールテント2〜3人用
冬キャンプにおすすめのワンポールテントとして、Preselfのワンポールテントが挙げられます。煙突窓が付いていてストーブが使えるので、寒い季節でも暖かく過ごすことができます。ベンチレーションで換気ができ、空気がこもりにくい構造です。
【組立サイズ】 直径:320cm 高さ:160cm
【重量】 1.7㎏
スームルーム:HAPI 2P
スームルームのHAPI 2Pモデルは、丈夫なポリコットン製の2人用ワンポールテントです。 スカート付きで、冷たい風の侵入を防ぐことで、寒い季節でも快適に過ごすことができます。
【梱包サイズ】 70x30x20cm
【重量】 10kg
チャムス:ブービーティピー
2人用のワンポールテントです。ワンポールテントなので、設営と撤収が簡単です。開口部が大きく開くフライシートで、出入りしやすい構造です。ポップでカラフルなラインナップも魅力でしょう。
【組立サイズ】 H156×W216×L216cm
【重量】 2.8kg
ノルディスク:アスガルド
白いコットンテントで知られるノルディスクでは、定番ともいえるアスガルドが見た目もかわいいと人気です。天然コットン製なので通気性がよく、結露しにくいテントです。キャンプビギナーでも簡単に設営できます。
ヒルストーン:ワンポールテントod283
100%コットン素材の通気性の良いワンポールテントです。上部にも通気口があり、下部もジッパーで解放できるので風通し良く使えます。
【組立サイズ】 400×400×250 cm
【重量】 17.8kg
バンドック:ソロティピー型ワンポールテント
全面ジッパーでフルクローズできる1人用ワンポールテントです。ソロ用ですが前室を広く取ることができるので、スペースに余裕を感じるでしょう。巻き上げ式のスカートが付いているので寒い時期のキャンプにも対応できます。
【組立サイズ】 240x240x150cm
【重量】 4.8kg
軽いポール型テントをお探しならULテント
ソロキャンプや山岳キャンプ、バッグパッキングなどで、とにかく軽量なワンポールテントをお探しならULテントがおすすめです。
ULとは、ウルトラ・ライトの略で、ULテントとは重量による負担を減らすために軽量性と収納性にこだわって作られたテントのことです。
ULテントにはポール型とフレーム型がありますが、簡単に設営したいならポール型がおすめです。ポール型はティピーテントのようにポールを柱として設営されるため、ビギナーでも風などの影響を受けずに、テントを簡単に立てることが可能です。
モンベルU.L.モノフレームシェルター
インナーポールを採用したシングルウォール構造のULテントです。ポールもアルミニウム合金で大変軽く、総重量は驚きの589gで究極の軽さを実現しました。
【組立サイズ】 W300×D130×H105cm
【重量】 589g
まとめ
ワンポールテントの基本的な形は三角形と共通していますが、素材や大きさなどを調べてみると、それぞれ異なる特性がありました。デザインや重さも製品によっていろいろですので、使用シーンに合ったものを選んでキャンプを楽しんでくださいね。