テント用ロープライトがあれば転ばない【キャンプの夜を安全に】

最終更新日:2022/04/20

テント ロープライト

真っ暗な夜のキャンプ場で、テントのロープやペグにつまずいて危ない思いをした方も多くいらっしゃるかもしれません。
つまずきや引っ掛かり防止には、ロープライトを使うと便利で安全に過ごすことができるのをご存じでしょうか。
この記事では、キャンプの夜でロープを見えやすくするテント用ロープライトについて、使用方法や手軽に用意できる100均アイテムなどをご紹介します。

テント用ロープライトとは

テントを設置する際にテントを支える張り綱、ガイロープにつけるライトがロープライトです。ガイロープに取りつけるので、ガイロープライトとも呼ばれています。

ガイロープはキャンプサイトに張り出る形になっているため、つまずいたり引っ掛けたりして転倒の恐れもあり、特に夜間は危険です。そこで、ガイロープにつけて視認性を高めるアイテムが、テント用ロープライトです。
ロープライトは視認性を高めるほかにも、キャンプサイトを装飾しおしゃれに照らしたり、自分のテントの場所をわかりやすくするといった役割もあります。

夜間のつまづき防止には、テント用ロープライトが有効

街灯などの明かりがあるキャンプ場も中にはありますが、多くのキャンプ場では、夜になると真っ暗になります。夜間はガイロープが見えにくいので、ロープに足を引っ掛けてつまずく方が多いようです。特に、お酒を飲んだりしている場合は危険度も増すでしょう。つまづいた弾みでタープを倒してしまい、もしその近くで焚き火などしていたら、大変危険ですね。

事故や怪我があれば、楽しいキャンプも台無しです。
そのような危険を避け、安全にキャンプを楽しむには、どうしたら良いのでしょうか。

要は足元にロープがあること認識できればいいわけですから、最も簡単な方法はロープを目立たせること。
ロープにタオルやハンカチを結ぶという方法もありますが、それでは暗い夜間に目立ちません。
夜間のキャンプで、ロープの存在をわかりやすくするアイテムの一つが、テント用ロープライトです。

テントにロープライトを使うメリット

  • 光って明るくなり、つまづかない
  • 自分のテントの場所がわかりやすくなる
  • 大きな安心感につながる

ロープライトを使うことで、ロープが光るので夜間でも視認性が上がります。
また、ロープライトの明かりが目印となり、暗くて自分のテントがどこにあるのか、わからなくなってしまうという心配もなくなるでしょう。
真っ暗な中、自分のテントが明かりですぐにわかるというのは、非常に安心感を覚えるものです。

おすすめのテント用ロープライト

機能的な上におしゃれで自宅でも使用できる、おすすめのテント用ロープライトをご紹介します。アウトドアにぴったりなソーラータイプや、安定した明かりが持続するLEDライトが便利です。

ソーラー式ロープライト

日中に太陽光を受けて充電するソーラー式ロープライトは、配線やコンセントが不要なのでアウトドアに最適です。
カラフルで幻想的なイルミネーションライトや、折り曲げが簡単なチューブタイプなど、好みのものを選ぶことができます。

アウトドアのほかにも、クリスマスやパーティの時などに、自宅の飾り付けなどにもおしゃれに利用することができますよ。

ガイドロープ用LEDライト

一つ一つが明るく、球切れの心配がないLEDライトも、アウトドアに適した電球でしょう。以下に、おすすめのガイドロープ用のLEDライトをご紹介します。

ロゴス:ロープライト

ロゴスのロープライトは光源がLEDで、連続点灯時間は約24時間です。弾力のある樹脂製の引っ掛け部分が2つあるので、滑り落ちることなくロープにしっかりと取り付けることができます。別売りのCR2032電池が必要ですが、電池で光る自発光式なので蓄光式とは違い、日中の曇りや雨といった天候に関係なく、一定の明るさを維持することが可能です。

キャプテンスタッグ:LEDデコレーションライト ダイヤモンド

10個の暖色系のLEDの明かりがキャンプサイトを柔らかく彩る、灯具がダイヤモンド型のおしゃれなロープライトです。長さが330cmあるので、テントの出入り口などにも自在に飾り付けることができます。ロープに取り付ける際には、クリップなどがあると便利でしょう。

連続点灯時間は約6時間ですが、消し忘れ防止のため、約6時間で自動消灯します。別売りの単3形乾電池3個が必要です。ダイヤモンド型のフレームに8通りもの光がキラキラと美しく反射するので、取り付けるだけでテンションが上がるかもしれません。

100均でも購入できるテント用ロープライト

セリアやダイソーなどの100均にも、テント用LEDロープライトが販売されています。
夜間にロープやペグの場所をわかりやすくするには、個数がある程度必要になりますが、100均なら経済的に揃えることができそうです。
100均のテント用LEDロープライトはリーズナブルですが、しっかりキャンプサイトを照らすことができますよ。

テント用ロープライトを取り付ける位置と個数

ロープライトは、子供の目線と大人の目線を意識して取り付けることが大切です。
そして、忘れずにペグ近くにも設置して、つまづき防止に役立てましょう。

一般的にテント用ロープライトは、一本のガイロープに上中下と3箇所取り付けると良いとも言われていますが、人によってはLED電球などが明るすぎると感じる方もいるようです。事前に明るさを確認してから、取り付ける個数などを考えたほうが良いかもしれません。

その他にあると便利なアイテム

  • 反射材入りロープ

反射糸が織り込まれており、ライトの光などを浴びると反射します。いつものガイロープを取り替えるだけで使用できます。

  • 蓄光式ロープ

太陽光を蓄積しロープそのものが発光します。反射糸が織り込まれているものもあります。

  • 蛍光・蓄光ペグ

蛍光のペグで、日中の太陽光を蓄積し夜間に光ります。

  • ペグマーカー

蓄光ペグリングなどです。複数セットになっているものが多いので経済的です。

  • 蓄光式自在金具

自在金具を蓄光により光らせるアイテムで、ロープの位置がわかりやすく転倒防止に役立ちます。

  • ロープデコレーション

蓄光するガーランドフラッグや、カラフルなウィンドスピナーでロープを目立たせます。

まとめ

テント用ロープライトには、ソーラータイプやLEDライトのものなど、いろいろ種類がありました。ロープライトは、子供の目線も意識して複数設置するようにし、ペグ付近にも忘れずに取り付けるようにしましょう。
ほかにも反射するロープや蓄光ペグなど便利なアイテムがありますので、シーンに合ったものを活用して安心安全なキャンプを楽しんでくださいね。

こちらも合わせてご覧ください。