キャンプ用靴下は防寒・機能性から選ぶ!足元のおすすめ6選!

最終更新日:2022/01/03

毎日何気なく履いている靴下には実はさまざまな素材があり、キャンプに適した選び方があるということをご存じですか?

ここでは、キャンプで見落としやすい靴下の選び方のポイントをはじめ、季節ごとのおすすめ素材やサイズ・丈の選び方について解説します。

またメンズ、レディース、キッズのおすすめ靴下や寝るときに靴下はどうするのかについてもお伝えしています。

キャンプで見落としやすい靴下の選び方

キャンプの時、機能性や履き心地を意識して靴下・ソックス選びをしていますか?

アウトドアシーンではほかのアイテムに比べあまり注目されない靴下ですが、最適なものを選ぶことで、快適なフィット感で足が疲れにくくなったり、不快なムレを防いでくれたり、また冷えの予防もできたりと、たくさんの良い点があります。

ここではキャンプをより快適に楽しむための靴下選びについてご紹介します。

保温性で選ぶ

いくら上着をたくさん着こんでいても、足元が冷えると居ても立っても居られないほどつらい真冬のキャンプ。
冬キャンプに出かけるなら足元の冷えを防ぐ保温性の高い防寒靴は必須ですが、もちろん暖かく保温性の高い靴下選びも大切です。

冬におすすめの暖かい素材と言えばウール素材ですが、中でもメリノ種という羊から取れる最高級のウール「メリノウール」なら保温性に非常に優れているのでおすすめです。ぜひ素材を確認して購入しましょう。

吸湿・速乾性を重視する

暑い夏を涼しく快適にしてくれる機能的な新素材「クールマックス」をご存じですか?

コットンの5倍の速度で素早く汗を吸収・蒸散してくれる「クールマックス」は、涼しくいつでもドライな生地で、スポーツウエアなどに広く採用されています。

汗を発散しつつ素早く乾燥するので、靴下としても◎。べたつく不快さがないので、吸湿・速乾性を重視する方にこそ試してほしい素材です。

クッション性に優れたもの

トレッキングやハイキングを楽しむなら、長時間歩いても疲れにくいクッション性の高さにこだわって靴下選びをしましょう。

パイル編みの靴下なら厚手でクッション性に優れているのが特徴です。長時間歩き続けるのにふさわしい、ハイカットシューズに合わせた丈の長めの靴下を選びましょう。

登山用の靴下もさまざまありますので、シーンに合わせて選ぶことが必要です。

防臭・抗菌効果もチェック

暖かくて保温性が高い靴下や厚手の靴下を履くときは、においが気になるという方も多いでしょう。

足は汗腺が多く汗をかきやすい場所なので、防臭・抗菌効果がある素材かの確認も忘れてはいけません。
暑い夏だけでなく冬でも防臭・抗菌効果のある靴下や、消臭効果の高い銀イオン加工が施されたものを選べば安心です。

おしゃれなデザイン性も

「おしゃれは足元から」とよく言いますが、おしゃれキャンプにこだわっているなら、靴下は機能面だけでなくおしゃれなデザイン性にも注目しましょう。

キャンプ人気の高まりから、さまざまなアウトドアブランド・メーカーから多彩な商品が発売されているので、好きなブランドのラインナップからお好みのデザインを見つけるのもひとつの手ですよ。

キャンプ靴下のサイズ・丈の選び方

では、キャンプ靴下のサイズや丈はどのように選んだらよいのでしょう?

以下でサイズ・丈の選び方のポイントをまとめました。

ジャストサイズを選ぶ

靴下の締め付けが苦手という方や、靴下はゆったりと履きたいという方もいらっしゃると思います。
そのためキャンプでも、ついいつも通りひと回り大きなサイズを選んでしまうという方も多いかもしれません。

しかし実はそれはNGです。

そもそも靴下は履いているうちに伸びてきてしまうもの。サイズに余裕があると、靴下がヨレやズレを起こしてしまうこともあるのです。

そのため、キャンプ靴下はジャストサイズを選びましょう。

靴よりも長めの丈を選ぶ

靴下の丈は靴とのバランスを考慮して選ぶことがポイントです。

キャンプ用の靴は履き口の高さの違いによりローカット、ミドルカット、ハイカットの3種類に分けられます。

これらは足首のどこまでをカバーするかにより特徴が異なり、その時々のキャンプスタイルに合わせて選ぶことが必要です。

ハイカットなら長めのもの、ミドルカットならミドル丈のものなど、それぞれに合う丈を選びましょう。

靴よりも短い靴下を履いてしまうと、靴擦れを起こして足を痛めてしまったり、また靴下が靴の中でずり下がってしまったりすることもあるので、注意が必要です。

防寒抜群!冬キャンプでおすすめのあったか靴下

先述した通り、真冬にキャンプに行くなら保温性の高い靴下選びが必要です。

暖かな冬キャンプ用の靴下が欲しいなら、まずは「モンベル」などをはじめとする人気アウトドアブランドや、コスパ最強のアイテムがそろう「ワークマン」、ヒートテック機能付きの靴下やタイツがそろう「ユニクロ」などをチェックするのが良いでしょう。

ここではメンズ、レディース、キッズのおすすめのあったか靴下をご紹介します。

メンズ

メリノウール100%の「モンベル」の「メリノウール アルパイン ソックス」は、高い保温性と吸放湿性が魅力。クッション性も高く防臭効果や耐久性にも優れ、本格的な冬の登山にも安心して利用できます。

ラインナップも豊富でサイズはS(22~24cm)、M(24~26cm)、L(26~28cm)の3種類があり、男性にはもちろん女性にもおすすめです。

レディース

「ワークマン」の「レディースメリノウールソックス」はメリノウールを60%以上使用。
ショート丈とくるぶしより少し上まであるミドル丈の2種類があり、つま先部分のパイル生地がふかふかで履き心地も抜群です。

サイズは23㎝から25㎝でカラーは8色展開されており、お手頃価格も嬉しいです。

キッズ

メリノウールで有名な「スマートウール」にはキッズ用靴下もあり、肌触りの良さはもちろん保温性が高く、汗をかきやすい子どもの足にも安心の抗菌防臭加工付き。
しかも強度も抜群でおしゃれな配色のデザインにも惹かれます。

サイズはS、M、Lの3種類あり、13㎝から21㎝までそろうので、きっとあなたのお子さんにぴったりのものが見つかりますよ。

夏キャンプの足元を快適にする人気の靴下

ここからは夏キャンプの足元を快適にするメンズ、レディース、キッズの人気の靴下を見ていきます。

夏キャンプではサンダルで過ごすという方も多いですが、足元は虫にも刺されやすい場所なので、水遊びなど以外では虫除けとしても靴下の着用をおすすめします。

メンズ

『吸湿・速乾性を重視する』のところで書いた、吸湿・速乾性がありスポーツウエアなどに多く利用されている高機能素材「クールマックス」を使った機能的な靴下を、「ワークマン」なら安く買うことができます。

特殊な繊維が水分をぐんぐん吸い上げてくれる「COOL MAXショートタイプ5本指靴下」は、とにかく足ムレを徹底的に防いでくれ、靴下の中はいつもサラサラ。足底はクッションパイルで衝撃を吸収してくれるのに、嫌なにおいを残さず衛生的に履くことができます。

レギュラー丈や先丸の通常タイプもあり、コスパもとても高い商品なのでぜひチェックしてください。

レディース

「モンベル」の「GORE-TEXオールラウンド ソックス」は、なんと世界最高水準の防水性を持つ靴下です。

急に雨が降り出すことも多い夏場のキャンプでも、足元が濡れて不快な思いをすることなく快適に過ごせます。

ストレッチ性も高く足に程よくフィットしてくれるのも嬉しいです。

キッズ

子どもはとにかく汗をかきますので、Tシャツなどはもちろん、靴下も十分な替えを準備しておきましょう。

「ユニクロ」なら靴下などの小物もシンプルで飽きの来ないデザインなので、キャンプだけでなく日常生活でも役立つアイテムばかりなのでおすすめです。

寝るときに靴下はどうする?

キャンプの時には、足元の冷えが気になり靴下を履いて寝ているという方もいるかもしれません。

しかし、汗をかきやすい足を靴下で覆ってしまうと、足元が汗で湿ってしまい冷えてしまう原因になってしまうため、寝るときに靴下を履くことはおすすめできません。

足元の寒さが気になるときには、専用の「テントシューズ」を活用しましょう。

テントシューズはゆったりサイズで、足を締め付ずに温めてくれる保温アイテムです。
これなら寝袋の中でも履くことができ、暖かく快適に眠ることができますよ。

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