ソロキャンプを始めようと計画している方いませんか?
近年、キャンプ人気が高まっている中、一人で楽しむソロキャンプに挑戦する方も年々増えていますが、準備段階としてソロキャンプ用の道具を揃える必要があります。
そしてキャンプ道具の中でも、ソロキャンプを充実させるために必要不可欠なのが「テーブル」と言われているのご存知でしょうか。
そこで今回は、ソロキャンプにはどんなテーブルが最適なのか、理由やポイントも踏まえて、快適に使えるおすすめのテーブルなどをご紹介します。
ソロキャンプの魅力とは
キャンプ人気が年々高まる中、一人でキャンプを楽しむソロキャンプが増えています。ソロキャンプを体験した方は皆「ソロキャンプは楽しい!」「最高だ!」とどっぷりハマるようですが、ソロキャンプにはどんな魅力があるのでしょうか。
一人の時間を自由に楽しめる
一つは「一人の時間を自由に楽しめる」こと。
みんなで料理を作って楽しんだり、焚き火をして夜まで語り合ったりと、家族や友達で行くキャンプは本当に楽しいものですが、キャンプ中はみんなで相談しながら物事を進めていく必要があるので、ご飯メニューを選ぶだけでも気を遣います。それにキャンプ中に一人でホッと一息…とはなれないものです。
一方のソロキャンプは何をするにも自由。メニューや食べる時間、寝る時間だって人に合わせる必要なんてありません。ソロキャンプは行きたい場所へ行きたい時間に行って好きなことをするだけ。自然の中でただボーッとしてもいいですし、ずっと本を読んでいてもいいのです。
この自由さと気楽さがソロキャンプの最大の魅力でしょう。
身軽に、手軽にキャンプができる
「身軽に、手軽にキャンプができる」のもソロキャンプの魅力の一つ。
グループで行く場合はそれぞれの予定を聞いて場所や日程を調整し、食材や道具も人数分用意しなくてはなりません。車に大量の荷物を積んで移動する必要がありますし、友達同士で行く場合は、ガソリン代や高速代などお金のことも考えなくてはなりません。
キャンプへ行くまでにそれなりの準備が必要ですが、ソロキャンプは自分一人なので荷物が少なく済み、キャンプ道具もコンパクトなもので十分なので移動が楽です。「明日暇だからキャンプに行こう」と思えばすぐに実行できる、その身軽さと手軽さもソロキャンプの魅力なのです。
最近はアウトドアメーカーもソロキャンプ用の道具を続々と販売しているので、ますますソロキャンプブームが高まりそうです。
ソロキャンプでテーブル選びが重要な理由
ソロキャンプに必要な道具はいくつかありますが、中でもテーブル選びは特に重要。ソロキャンプならテーブルにこだわらなくてもいいのでは?そもそも必要ないのでは?と思われがちですが、テーブルは他の道具と比べても必要不可欠であり、選び方も大切なポイントです。
行動の起点になるから
普段自宅で過ごしている自分を想像してみてください。ご飯を食べたり本を読んだり、飲み物を飲んだりする時などイスやテーブルを起点にしていないでしょうか。改めて考えると、自分の行動の起点にテーブルがあることがわかります。ソロキャンプも普段の生活と共通する点が多く、テーブルはあらゆる行動の起点となり、あらゆることをサポートしてくれる役目を持っています。
サイズや大きさ、機能性など、色々な種類のアウトドアテーブルが販売されていますので、自分のスタイルに合うテーブルを選ぶことが大切です。
サイズが合わないとストレスになるから
アウトドアテーブルを選ぶ一番のポイントは「サイズ」です。サイズが合わないだけでかなりのストレスを感じるのでサイズ選びには注意が必要です。
サイズ選びが大切な理由は3つです。
- 持ち運びにしやすさ
- 作業効率のアップ
- 気軽に使える便利さ
テーブルを組み立てるだけで面倒になってしまうようなテーブルは、たとえ使い勝手が良くてもソロキャンプには向きません。一人で使うのにちょうどいいサイズを選びましょう。
ソロキャンプで押さえたいテーブル選び
次にソロキャンプ用のテーブルを選ぶ際のポイントをご紹介します。キーワードは「コンパクト」「軽量」「ロースタイル」の3つです。移動手段も踏まえて、ご自身のキャンプスタイルに合うテーブルをぜひ選んでください。
コンパクトなサイズ感
ソロキャンプは設置から撤収まで全て一人で行う必要があるため、全てにおいて簡単なものがベスト。テーブルも例外ではなく、持ち運びしやすい、軽量でコンパクトな折りたたみタイプがソロキャンプに向いています。とはいってもあまりにも小さいサイズのテーブルだと逆に使い勝手が悪くストレスを感じてしまうので、必要最低限のサイズを選ぶようにしましょう。
軽量な素材
テーブルに使われている素材はさまざま。鉄やスチールといった金属でできたものからナチュラルな雰囲気が人気の木製まで、素材選びもテーブル選びのポイントの一つです。
ステンレス製
ステンレス製は屋外でよく使用される素材で、他の素材に比べて錆に強いのが一番の特徴。また、丈夫で熱にも強いので、熱々のダッチオーブンを置くこともできます。キャンプ飯をより楽しみたい方にはステンレス製のテーブルがおすすめです。
アルミ製
ソロキャンプ初心者におすすめなのがアルミ製テーブルです。軽量でコンパクト、価格も安いので、気軽に購入できるのも大きな魅力です。火気にも強いので熱い食器などを乗せても変形することもなく、水も吸収しないので汚れてもすぐに拭き取ることができるので、小さなお子さんがいる家庭にもおすすめです。
チタン製
耐食性に優れたチタンは錆にくく軽くて強いので、アウトドアテーブルとしてとても優秀な素材です。天板にチタン、脚にカーボンを使った、重さわずか88gのテーブルもあるので、できるだけ荷物をコンパクトにしたい方におすすめです。
木製
ナチュラルな雰囲気がアウトドアに一番合う木製テーブルは、使い込む程味わい深くなるのも魅力の一つ。自然に溶け込みやすく、おしゃれで写真映えしますが、他の素材よりも重く持ち運びしにくいのが難点。移動手段がポイントになるでしょう。
アイアン製
最近人気が高いのがアイアンテーブルです。特に、テーブル全部が鉄でできているメッシュアイアンテーブルは、作りが頑丈で火に強いので、下に焚き火を置いて直火で鍋料理することも可能です。キャンプの雰囲気にも合い、まるでキャンプ上級者のようなカッコよさを演出することができます。重いのが難点ですが、収納や組み立てが簡単な専用トートバッグが付いているソロキャンプ用のテーブルもあるのでおすすめです。
ロースタイルな高さ
アウトドアテーブルは大きく分けて「ハイスタイル」と「ロースタイル」がありますが、今の流行りは「ロースタイル」です。テーブルや椅子を低くすることでゆとりの空間が生まれ、足を伸ばしてのんびりリラックできると人気です。ローテーブルはコンパクトなタイプなものが多いので、セッティングしやすいのもソロキャンプ向けと言えるでしょう。
ソロキャンプに人気のキャンプテーブル
ソロキャンプに人気の、軽量・コンパクトはロースタイル向けのキャンプテーブルをご紹介します。折りたたみ式で持ち運びしやすいものを厳選したので、購入の際の参考にしてください。
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) アルミ ロールテーブル
耐荷重30kg、重量700g、サイズ幅40.0cm×奥行き29.0cm×高さ12.0cm。ソロキャンプにちょうどいいサイズ感とシンプルな見た目が人気を集めています。
- VENTLAX(ヴェントラクス)アルミニウムソロテーブル
耐荷重15kg、重量660g、サイズ縦40cm×横12cm×幅3cm。一番の魅力は天板の広さ。コンパクトながらも使い勝手がいいと評判です。エッジに曲げ加工が施されているので、テーブルからものが滑り落ちる心配もありません。
- Belmont(ベルモント)マルチソロテーブル
耐荷重20kg、重量約590g、サイズ320×270×10mm。コンパクトに折りたため、木製の天板部分は取り外しが可能。鍋やフライパンを置いたり、焚き火の上で直火するなど五徳として単体でも使うことができます。
ワンコインで買える100均のソロキャンプテーブルも
おしゃれで機能性抜群のグッズが揃う100均にも、ソロキャンプで使える折りたたみのミニテーブルが販売されています。お近くの100均を覗いてみては?
- セリアのモンターニュ ミニテーブル
モンターニュシリーズの商品で、スペックは耐荷重1kg、サイズ幅284×奥行175×高さ88mm、耐熱温度140℃。見た目がシンプルで軽量、使いやすいと人気の商品です。素材がポリプロピレンなので、汚れてもサッと拭き取れます。
- ダイソーのコンパクトテーブル
耐荷重10kg、重量1kg、サイズ横45cm×奥行45cm×高さ43cm。天板は布製で、折りたたまれた状態で袋に収納されています。こちらは550円商品ですが、ドリンクホルダーが2つついており、本やスマホを置くサイドテーブルとして活用できます。
DIY好きなら自作するのもおすすめ
価格や機能性ともに自分に合うテーブルが見つからないなら、DIYで自作してみてはいかがでしょうか。100均商品を上手く活用することで費用も抑えることができます。
自作する場合のポイントは3つ。
- 使用するイメージを具体化させる
- 軽量を意識する
- 耐久性や耐熱性など素材の特徴は活かす
テーブルの中にグリル台を置ける、中央に穴の空いた焚き火テーブルの自作もおすすめです。脚をアイアンにしたり、ペイントやロゴを入れたりと、誰とも被らないオリジナルデザインのおしゃれなテーブルが完成します。
大きさや装飾が自由にできるのがDIYの良さです。ぜひ挑戦してみては?