キャンプと言えば焚き火ですよね。テント泊よりも少ない荷物で日帰りで気軽に楽しむデイキャンプでも焚き火は欠かせません。
そこでこの記事では、デイキャンプの魅力や焚き火があるとできること、焚き火をするのに必要な物、焚き火をするときの注意点をご紹介します。
また、焚き火ができるおすすめのスポットもご紹介するのでぜひ参考にしてください。
デイキャンプの魅力
キャンプ道具を使って日帰りでキャンプを楽しむデイキャンプの魅力は、気軽にキャンプができることです。
泊まらないので寝る道具がいりませんし、次の日の朝必要になる道具もなく荷物が少なくすみます。
また、連休が取れなくても1日の休みで行けるので予定を合わせやすいですし、空いた休みの日に気楽にキャンプにいけます。
ソロキャンプや子供が小さい方などは夜寝るのが不安だという場合もあると思いますが、デイキャンプならこのような不安もなくキャンプが楽しめます。
また、キャンプ初心者の方は、最初から泊まりのキャンプはハードルが高く感じると思います。泊まりのキャンプの練習としてデイキャンプでキャンプデビューするのもおすすめです。
焚き火があるとできること
キャンプと言えば焚き火ですが、焚き火があることでどのような事ができるのでしょうか。
- 料理が楽しめる
網やスキレットなどを使って肉を焼いたり、マシュマロなどを棒に刺してそのまま焼いたり、焚き火だからこその料理が楽しめます。
- 暖まれる
秋や冬は寒いので焚き火があることで暖をとることができます。また、夏でも水遊びをした後などは体が冷えてしまうこともあります。焚き火があれば、体を温めながらキャンプを楽しむことができます。
- 癒やされる
焚き火の火は人をリラックスさせる効果があると言われています。見ているだけで心が落ち着き癒やされます。
仲間とワイワイ楽しむキャンプも良いですが、焚き火を見つめてゆったりとした時間を過ごすのもキャンプの楽しみ方の一つです。
デイキャンプで焚き火をするのに必要な物
デイキャンプで焚き火をするのに必要な道具をご紹介します。忘れ物をすると焚き火を楽しむ事ができないので必ず確認しましょう。
- 焚き火台
直火を禁止している場所も多いので、火を起こすなら火床を用意しましょう。
- 薪か炭
火をつける薪か炭が必要です。木の種類にもよりますが、薪は燃え尽きるのが早くたくさん必要になりますが、比較的安く手に入ります。炎が大きく燃え上がるので焚き火をするのに向いています。
炭は薪に比べると値段は高めですが、燃焼時間が長いです。薪のように炎は上がりませんが火力が強いので調理をするのに向いています。
- 着火剤
枯れ葉や新聞などでも火をつけることはできますが、効率よく火起こしするのに着火剤があると便利です。
- チャッカマン
ライターでも火をつけることは可能ですが、火との距離が近いので手元から火が離れている、柄の長いチャッカマンを使うことがおすすめです。
- 火ばさみ
薪や炭を追加したり動かしたりするのに必要です。
- 厚手の耐火グローブ
火の近くで作業をするのでやけどしないように耐火グローブをはめましょう。また、薪を触るときもとげが刺さる恐れがあるので必ずグローブをはめて作業しましょう。
- 火消し壺
火を消すために必要です。特にデイキャンプでは火が消えるのを待っている時間がないこともあると思うので用意しておきましょう。
これだけあれば焚き火はできます。あとは、網やスキレット、トングなどを用意すれば焚き火で料理が楽しめます。
また、風通しをよくして火がよく燃えるようにするロストルや、焚き火の近くに座れるローチェアなどがあると便利です。
焚き火をするときの注意点
多くのキャンプ場で直火での焚き火は禁止しています。直火で焚き火をすると芝生や地面にダメージがあります。自然を守るために直火での焚き火を禁止しています。
また、キャンパーのマナーの悪さから禁止しているキャンプ場もあります。直火で焚き火をした薪や炭を片付けずそのまま帰ってしまう人や、木の根の上で焚き火をする人など、マナーが悪い人が多いことから直火を禁止しているキャンプ場もあります。
野営のようなキャンプが楽しみたい方もいると思いますが、直火で焚き火ができるかどうかについてはキャンプ場によってルールが異なるので、焚き火をするときは必ずキャンプ場のルールを確認ししっかり守ることが大切です。
その他、周りの芝生などに火が燃え移ったり、近くのテントやタープに火の粉が飛んで穴が空いたりする恐れもあります。焚き火をする時は周りに燃えやすいものがないかを確認し安全な場所で行いましょう。
デイキャンプにおすすめの焚き火スポット
デイキャンプが楽しめるキャンプ場は全国にたくさんあります。その中でも、施設が整い初心者でも気軽にキャンプができるキャンプ場をご紹介します。
レンタルができるキャンプ場なら道具をそろえずにデイキャンプを楽しむこともできます。キャンプ以外にも楽しめる施設を兼ね備えたキャンプ場も多くあるのでぜひ確認してみてください。
北海道
北海道でおすすめなのが、札幌市にある「オートリゾート滝野」です。広大な敷地にカーサイトやフリーテントサイト、キャビンサイトなどさまざまなサイトがあります。
デイキャンプに必要なタープやコンロ、イスやテーブルなどの借り出しも行っているので、初心者の方でも安心してキャンプができます。
売店やシャワー、遊具などの施設も充実しているので、快適にデイキャンプが楽しめます。
関東
関東地方でおすすめなのが、千葉県にある「清水公園」です。桜で有名な公園ですが敷地が広く、炊事場やトイレなどの他、アスレチックやポニー牧場などさまざまな施設が充実しているので、いろいろな楽しみ方ができます。
また、東京都の「江東区立若洲公園キャンプ場」もおすすめです。東京駅から30分ほどで行けるキャンプ場で、レンタルが充実しているので手ぶらでも楽しめます。デイキャンプでも21時まで利用できるので長い時間キャンプを楽しむことができます。
最後に関東でおすすめなのが、神奈川県にある「野島公園」です。野島公園は食材付きのプランもあるので手ぶらでキャンプが楽しめますし、展望台があるので横浜の町や海が一望できます。
関西
関西でおすすめなのが、大阪にある「スノーピーク箕面キャンプフィールド」です。スノーピーク箕面キャンプフィールドはキャンプ用品で有名なスノーピークが運営するキャンプ場で、広大な敷地なのでのびのびとキャンプが楽しめます。
そして一番の魅力はスノーピークのキャンプ用品がレンタルできることです。購入前に一度レンタルでキャンプをしてみて使い勝手を確認してみるのもおすすめです。
また、関西でおすすめなのが広島にある「もみのき森林公園」です。もみのき森林公園はキャンプ道具のレンタルや食材の注文もできるので手ぶらで楽しめます。
広大な敷地の中にはアスレチックやサイクリングなどが楽しめる施設もあるので大人から子供まで楽しむことができます。